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予想理論

■データ理論
  過去におこなわれた膨大なレース結果からデータを抽出して予想する理論。レースの傾向から各出走馬の過去の戦績までを細かく分析し、最も勝利に近い馬を導き出す方法です。ある意味では統計学に近いイメージで、競馬予想の基本はこのデータ理論にあると言えます。
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■指数理論
  競馬予想会社などが独自に作った算出法としてよく使われる言葉です。過去の出走レースを様々な角度から分析して、馬の能力を数値化し、それを元に予想します。ＩＦＨＡ（国際競馬統括機関連盟）が発表している国際レーティングなども、この指数理論の一つと言えるでしょう。

■血統理論
  競馬はブラッドスポーツと言われ、その馬の血統を重視します。競走馬の生産者は血統をよく調べて配合をおこない優良な血統を残そうと日夜努力しています。サラブレッドの場合はその血統の特徴をうまく引き出そうという考えのもとで作られているので、人間よりもより顕著に特徴が現れます。その特徴をうまく掴んで予想に活かすのが血統理論です。

■調教理論
  馬にはそれぞれ個性があり能力差もあります。そのため調教では他馬との比較というより、その馬自体の比較を重要視するものなのです。調教理論とは、調教での走法・タイムなどから調子の良し悪しを判別し、予想へ役立てようという理論で、特に馬の状態を重視した理論と言えるかも知れません。

■騎手理論
  競馬では、騎手の技量の差は大きく左右します。一般的に馬７：騎手３と言われるほど騎手は予想する上で重要な要素と言えます。騎手も馬との相性や競馬場、距離などによる得意不得意もあります。また、駆け引きも大事なスポーツなので、同じレースに騎乗する他の騎手との兼ね合いも影響してきます。これらの情報やデータを駆使した予想を騎手理論と言います。

■オッズ理論
  若干他の予想スタイルとは異なる側面をもっているのがオッズ理論です。他の理論は着順を当てにいくというのが目的ですが、この馬券は、本来の実力よりも人気がありすぎる・なさすぎるというところに焦点を当てて買う馬券。つまり過大評価されてる馬と過小評価されている馬を見抜くというのが最大の目的となります。

■人脈理論
  当競走馬の世話をしている厩務員、調教師、取材をしているトラックマンなどは、我々一般人よりも馬に近いところで生活を送っています。であれば当然その馬について普通では入手できないような情報も持っています。関係者の気になる情報、裏話に耳を傾けて自らの予想に活かそうというのが人脈理論となります。

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