9月5日（土）

 

■札幌２歳Ｓ

 

軸はピンクカメハメハ。デビュー戦は函館芝1800ｍで４馬身差の圧勝。軽快な逃げからマクってきた２着馬に一度は先頭を譲る難しい流れだったが、終始落ち着いたレース運びで上がり３Ｆはメンバー最速をマーク。盤石と言っていい鮮やかな勝ちっぷりだった。その後はここを目標に調整され、中間の稽古では札幌芝コースで武豊騎手を背に出色の動き。Ｖ２に向けて万全の仕上がりを見せている。父は期待の新種牡馬リオンディーズで、半姉にＧＩ３勝のスイープトウショウがいる血統馬。暮れのＧＩ、そして来春のクラシックへ。まずはここで最初の重賞タイトルを手にする。

 

穴ならユーバーレーベン。６月の東京で初戦Ｖ。着差こそわずかハナ差だったが、出遅れて後方からの競馬になったものの道中で中団まで押し上げ、直線は外から一気の伸び。３着馬には４馬身差を付けているのだから文句なしの勝利と言っていいだろう。初戦後は北海道の外厩に放牧に出され、そのまま札幌に入厩したことで暑さを避けた調整ができ、体調面は充実。札幌の舞台も、半兄に函館記念２着のマイネルファンロンがいて父がゴールドシップという血統なら洋芝替わりは大歓迎。２戦連続で戸崎騎手の手綱というのも心強く、展開次第で大駆けの可能性は十分ある。

 

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Posted by ライアン on 9月 4th, 2020 :: Filed under 競馬

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