【ジャパンC&京阪杯】注目馬情報!!
11月27日(日)
■ジャパンカップ
軸はサウンズオブアース。既に3億円以上の賞金を稼いでいながら、何故か未だに重賞勝ちのない実力馬。GIで2度、GIIで4度の2着があり、その能力がGI級であることを疑う余地はない。久々で若干急仕上げの面もあった前走は4着に敗れたが、上がり33秒1はメンバー2位の数字で前哨戦としては納得の内容。その後の良化具合は顕著で、一週前追いの段階で過去最高のデキを思わせる絶好の動きを披露。重賞初勝利がGI、それも国内最高峰のレースであるジャパンCとなっても不思議ではない。
穴なら昨年に続き2年連続での参戦となるフランスのイラプト。3歳で参戦した昨年は6着に敗れているが、スタートで遅れた上に、勝負どころでは下がってきた馬によって位置取りを下げざるをえない不利があっての0秒3差。決して力が足りなかったわけではない。その後はサンクルー大賞2着、Kジョージ5着など一線級相手に好走を続け、前走の加国際Sを快勝しての来日。勢いも臨戦過程も昨年以上と言える。昨年のレースを見る限り日本の馬場にもしっかり対応できており、久々に外国馬によるJC勝利が見られるかも知れない。
■京阪杯
軸はメラグラーナ。最初の準オープン昇格後はやや足踏みが続いたが、降級を機に1200m戦に矛先を向ける2,1,1着で一気のオープン入り。この距離に適正を見せたこともあるが、「夏を過ぎたあたりからトモの緩さが解消してきた」と馬自身も本格化の兆しをみせている。この中間は栗東坂路で馬なりでラスト1F11秒5をマークするなど絶好の動きをみせており、やや間隔は空いたが仕上がりも申し分ない。相手は一気に強化されるが、目下の充実度なら初重賞で初勝利の可能性も低くはない。
穴ならアクティブミノル。ここ2戦は二桁着順に敗れているが、2走前は58kgを背負ってのもので、前走はゲートで遅れて自分の競馬が全く出来なかったことが敗因。昨秋のセントウルSの覇者で、今年の高松宮記念も4着に好走。地力は間違いなくこのメンバーでは上位だ。調子を落としていた夏場から復調し、今は「近走では一番のデキ」と陣営が胸を張る状態。同型との兼ね合いがカギになりそうだが、マイペースで運べるようならここで3つめの重賞タイトルを手にしてもおかしくない。
Posted by ライアン on 11月 26th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: JC, ジャパンカップ, 京阪杯