【NZT&阪神牝馬S】注目馬情報!!
4月6日(土)
■ニュージーランドT
軸はアガラス。前走のきさらぎ賞は2番人気の支持を受けながら8頭立ての7着と大敗を喫したが、当時は休み明けで12kgの馬体増。見るからに緩さの残る仕上がりだっただけに度外視していいだろう。その後はしっかり立て直され、中間の稽古では古馬をあおる動きを見せるなど状態面は格段に良化している。新馬戦快勝後にオープンと重賞で連続2着の実力馬。折り合いに不安のあるタイプだけに距離短縮も歓迎。この相手ならあっさり巻き返せる。
穴ならホープフルサイン。中央のダートでは3戦して全て10着以下と良いところがなかったが、浦和の交流戦で初勝利を上げると、初芝の前走が圧巻の勝ちっぷり。単勝万馬券の超人気薄ながら、直線でインから大外まで持ち出すロスがあった上での豪快な差し切り勝ち。高い芝適正を証明すると同時に、強烈な決め手を見せつけた。血統背景からマイルの距離も守備範囲。2戦連続での波乱演出がある。
■阪神牝馬S
軸はラッキーライラック。昨年の秋華賞は前哨戦が使えず、オークスからのぶっつけとなり9着に敗れたが、放牧を挟んで立て直された前走は自身を含めGI馬5頭が顔をそろえたハイレベルな中山記念で2着に好走。速い流れの2番手から積極的に勝ちに行く競馬をしてのクビ差なら負けて強しの競馬と言える。一線級の牡馬を相手に五角以上の走りをみせた実力は、やはり牝馬同士なら一枚上。実績ある阪神マイルなら取りこぼすことは考えにくい。
穴ならアマルフィコースト。格上挑戦で臨んだ前走の京都牝馬Sは13番人気の低評価を覆す2着激走。スローペースを2番手から粘り込んだ内容をフロック視する向きもあるが、デビュー当初はクラシック戦線での活躍まで期待された素質馬で、昨年後半は牡牝混合の準オープンで3戦連続の小差2着と力を見せていた。牝馬同士なら重賞でも前走くらい走れて何ら不思議はない。さらに相手は強くなるが、再度の激走があっても驚けない。
Posted by ライアン on 4月 5th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: ニュージーランド, 阪神牝馬ステークス