【スプリングS&阪神大賞典】注目馬情報!!
3月17日(日)
■スプリングS
軸はヒシイグアス。初戦は後に京成杯を勝つラストドラフトとマッチレースの末の2着に終わったが、続く未勝利戦を3馬身差で逃げ切ると、前走の若竹賞も連勝。ゴール前で2着馬に詰め寄られたものの、最後まで手応え十分で着差以上に余裕のある勝ちっぷりだった。その前走で手綱を取ったミナリクは「すべてにおいてプロフェッショナルな馬」と完成度の高さを絶賛。フルゲートの中山で持ち前の先行力を生かす競馬が出来れば、結果は自ずとついてくる。
穴ならリバーシブルレーン。中山芝2000mの新馬戦は、好位から4角先頭の強気の競馬で上がり最速の2馬身半差V。東京での2戦はスローでキレ負けする形になったが、大きく離されたわけではなく走破時計もまずまず。敗れはしたものの、不向きな流れできっちり掲示板を確保した安定感は評価していい。成長力に長けたハーツクライ産駒で、中間の休養を挟んで馬は格段に良化。中山に替われば大駆けの可能性は低くない。
■阪神大賞典
軸はシャケトラ。3000mの距離は未知数だが、およそGIIとは思えない低調なメンバーとなったここは格の違いで押し切れる。前走のAJCCは約13ヶ月ぶりという長いブランクがありながら、前年菊花賞馬の猛追を退けての復活V。大器と言われ続けたポテンシャルの高さを見せつけた。長期休養明けを叩かれた今回は「しっかり乗り込めて順調そのもの。上積みしかない」と前走以上の仕上がりが確実。GIを目指す以上、この相手に取りこぼすわけにはいかない。
穴ならケントオー。7歳のベテランだが、年明け初戦の日経新春杯は4角最後方からメンバー2位の末脚で0秒4差。前走の京都記念は3角手前で挟まれて大きくポジションを下げる不利がありながらも、直線は大外から脚を伸ばして0秒2差の5着。ここにきての復調気配が著しい。距離経験は2400mまでだが、父ダンスインザダークは典型的なステイヤーで、折り合いの不安がなくなった今なら長距離戦は望むところ。ベテランの大駆けに期待したい。
Posted by ライアン on 3月 16th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: スプリングS, スプリングステークス, 阪神大賞典