【中山記念&阪急杯】注目馬情報!!
2月25日(日)
■中山記念
軸はサクラアンプルール。中山では[3-1-1-1]の良績があり、唯一の着外は昨年の有馬記念。しかし、その有馬記念も、蛯名騎手が「一番大事なところで不利があり競馬にならなかった」と話せば、金成師も「不利がなければ着外はなかった」と参考外を強調する。春GIに向けたステップという位置付けにある本競争だが、「中山芝1800mが一番合っている条件」とする陣営に叩き台の雰囲気はない。ハイレベルなメンバーが揃った昨年が2着惜敗。当時よりも相手の落ちる今年は、きっちり先頭でゴールを駆け抜けたい。
穴ならディサイファ。重賞4勝の実績を誇る同馬のラストランは、管理する小島太師にとっても最後の重賞となる。明け9歳のベテランだが、前走のAJCCは、道中で大きなロスがありながら見せ場十分の4着と力を見せた。昨秋のオールカマーでも0秒3差と善戦しており、中山での安定した走りは特筆できる。最後にして「最近では一番と言える状態」とお釣りを残さないメイチ仕上げを敢行。5度目の重賞制覇を果たし、人馬ともに引退の花道を飾る。
■阪急杯
軸はモズアスコット。破竹の4連勝で挑んだ前走の阪神CはGI馬を相手に1番人気の評価。結果は4着に敗れたが、初重賞での厳しい流れ、中団から外を回った距離ロスを考えれば十分に評価できる内容だった。当時よりも相手関係は楽になる上、「安田記念に向けて賞金を加算しないと」と陣営も初戦から必勝体勢を明言。フランケル産駒でまだまだ奥がありそうな血統馬。新時代の短距離王襲名へ。まずはここを勝ってGI切符を確実に掴み獲りたい。
穴ならニシノラッシュ。前走はマイペースの楽逃げで展開が向いたのも確かだが、2着エスティタートが次走の京都牝馬Sで3着なのだからレースレベルは決して低くなかった。「今は馬体重も増えて本当に充実している。状態は抜群」と宮本師はデキの良さをアピール。常に脚元の不安との戦いでもあり、そのために出世は遅れたが、もともと2歳時には重賞で2度の3着がある素質馬。ようやく充実期を迎えた今、一気の相手強化でも期待は大きい。
Posted by ライアン on 2月 24th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: 中山記念, 阪急杯