【フィリーズR&金鯱賞】注目馬情報!!
3月11日(日)
■フィリーズR
軸はアンコールプリュ。半兄にブラックシェルがいるディープインパクト産駒の血統馬。馬群を割って単勝1.5倍の支持に応えたデビュー戦も好内容だったが、それ以上に圧巻だったのが前走のつわぶき賞。出遅れて後方からの競馬になった上、スローで流れる先行有利の展開だったが、直線では大外に持ち出し一気に加速すると先行勢をあっさりとごぼう抜き。ラスト2Fのレースラップは11秒2-11秒2。これを楽に突き抜けるのだから、その脚力は強烈だ。ハイラップ必至のメンバー構成。無傷の3連勝を決める。
穴ならリバティハイツ。前走が自己条件で2着に敗戦。しかし、「4コーナーでは外に行くし、ペースも遅かった。直線は隣の馬とぶつかるし…」とミルコ・デムーロが嘆く内容だったにも関わらず、上がり3Fはメンバー最速をマークし、勝ち馬とは0秒1差。負けてなおポテンシャルの高さを示すに十分な競馬だったとも言える。乗り難しい馬だけに、勝利実績のある北村友一なら乗り替わりも問題なし。流れ次第で一発がある。
■金鯱賞
軸はスワーヴリチャード。昨年末の有馬記念では古馬の一線級相手に真っ向勝負を挑みキタサンブラックと0秒2差、2,3着とはタイム差なしの4着。不得手な右回りだったことに加え、後方から馬群の外を回すロスがあっての結果だけに、十分に地力を示したと言っていいだろう。言うまでもなく、左回りに替わるのは大歓迎で、この中間はCWコースで3F36秒7-11秒7の超抜時計を叩き出すなど休み明けでも臨戦態勢は万全。ここでGI馬を負かし、今春のGI戦線の主役へと名乗りを挙げる。
穴ならデニムアンドルビー。繁殖入りを控えたラストラン。こういったケースでは次の仕事に向けて余力を残した仕上げになることもあるが、繁殖よりも現役に拘ったからこその8歳牝馬。最後はメイチの仕上げが予想される。昨秋以降、牡馬相手の重賞を走り続けて、上がり3Fは常にメンバー2位以内と、その末脚に衰えたところはない。差しの決まりやすい中京で捌きやすい頭数。最後の最後にもうひと花咲かせる可能性は十分ある。
Posted by ライアン on 3月 10th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: フィリーズレビュー, 金鯱賞