【東西金杯】注目馬情報!!
1月6日(土)
■中山金杯
軸はセダブリランテス。昨年は骨折の影響や蹄の不安などもあり、決して順調にキャリアを重ねてきたとは言えないが、デビュー3連勝でラジオNIKKEI賞を制した実力はハイレベルな明け4歳世代の間違いなく上位と言っていいだろう。セントライト記念で始動予定だった秋も、挫跖によりローテを再編せざるを得なくなったが、切り替えて臨んだアルゼンチン共和国杯は、一気の距離延長にも対応して3着に好走。改めて地力の高さを示した。中山替わり、距離短縮ともに歓迎。飛躍の一年へ、まずは金杯で2つめのタイトルを手にする。
穴ならマイネルミラノ。16年函館記念を制して以来、重賞では結果の出ていない本馬だが、2走前の福島記念は58kgで出脚が鈍ったのが敗因で、前走は後続に早めに来られる展開が響いてのもの。3走前は一線級相手のオールカマーで0秒2差に好走しており、自分の形で競馬ができた際の粘り腰はまだまだ健在だ。明け8歳馬でも、稽古の動きからは衰えは感じられず、57kgのハンデとスムーズに先手が奪えそうなメンバー構成からすれば、ここで大駆けがあっても驚けない。
■京都金杯
軸はクルーガー。一昨年のマイラーズCの覇者。その後は故障などもあり順調さを欠いているが、約半年の休み明けとなった昨秋の富士Sでは11番人気の低評価を覆して3着に好走と、実績通りの能力を示した。前走のマイルCSも7着とはいえ、勝ち馬とは僅かに0秒3差で上がり3Fはメンバー3位とGIでも通用する切れ味を披露。この中間は一息入れての調整ながら、最終追い切りでは栗東坂路でラスト1F11秒7の抜群の反応を見せ、初コンビとなる浜中も「僕が調教に乗ってきた中で一番」と絶賛した。GII勝ちの舞台で飛躍のきっかけを掴み取る。
穴ならダノンメジャー。気性面の難しさからムラのある成績となっているが、昨年はオープン特別を2勝している他、GIIスワンSでも5着と力のあるところを見せた。今回はGIIIのハンデ戦だが「メンバー的にチャンス」と橋口師は色気十分。11年シルポート、15年ウインフルブルームなど、面白いように逃げ切りが決まるのが正月開催の京都競馬。古馬になってからの4勝中3勝が逃げ切りの本馬にとってベストに近い条件といえるだけに、スムーズに先手が取れれば、まんまと押し切るシーンがありそうだ。
Posted by ライアン on 1月 5th, 2018 :: Filed under 競馬
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