【エリザベス女王杯&福島記念】注目馬情報!!
11月15日(日)
■エリザベス女王杯
軸はラキシス。古馬混合になった1996年以後、19回の開催でメジロドーベル、アドマイヤグルーヴ、スノーフェアリーの3頭が連覇。それ以外にも初代女王のダンスパートナーをはじめ2度以上馬券に絡んだ馬が多数存在。それが意味するのは、コース適正の重要性と牝馬の勢力図は簡単には変わらないということに他ならない。本馬は一昨年2着、昨年1着と2年連続で連対中。適正を疑う余地はない。今春の大阪杯で牡馬の一線級を一蹴しているように実力も申し分なし。女王不在の3歳勢に遅れを取ることは考えにくく、ここはあっさりと連覇を達成する。
穴ならシュンドルボン。以前は善戦しながらも勝ち切れないレースが多かったが、今夏の500万下勝ちを皮切りハーツクライ産駒らしい遅咲きの血が覚醒。準オープンまで3連勝を決めGIの舞台にまで駒を進めてきた。その3連勝の内容も秀逸。上がりの出る新潟や東京とはいえ、すべて先行して上がり33秒台でまとめる盤石の競馬。通算19戦で掲示板を外したのが僅かに2回という安定株で、流れや展開に左右されずに力を出しきれるのは大きな強み。京都は初めてだが、これまでもコースを問わずに好走を続けてきただけに問題ない。さらに連勝を伸ばし一気に頂点まで駆け上がる。
■福島記念
軸はミトラ。連覇のかかる昨年の覇者。休み明けの前走・オールカマーは中団でじっくり我慢し直線で外に持ち出されると鋭い伸び。ショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルトの2頭には離されたものの、ロゴタイプとの3着争いを制したのは十分に評価できるものだった。今年はAJCCでも2着があり、ローカルのGIIIでは格上と言ってもいい実績馬。休み明けをひと叩きされ状態面は前走以上が確実。トップハンデ57.5kgの斤量は楽ではないが、他馬との比較でいえばこれも想定の範囲内。連覇の可能性は高い。
穴ならセキショウ。好走か惨敗か。ムラのある成績が目立つ本馬だが、3歳時に紫苑S勝ちがあり、今夏も牡馬相手の準オープンを番手から押し切る強い内容で快勝。ハマればローカルの重賞なら十分勝ち負けできる能力は備えている。マイネルミラノが逃げるであろう展開も、番手の競馬が板についてきた現状では理想的。平坦小回りの福島は脚質的にも向くはずで、裸同然の最軽量ハンデ51.0kgなら積極策からの粘り込みがあっても驚けない。
Posted by ライアン on 11月 14th, 2015 :: Filed under 競馬
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