4月20日（土）

 

■福島牝馬Ｓ

 

軸はデンコウアンジュ。極端な脚質ゆえ常に展開に左右されるタイプだが、末脚は強烈かつ安定感抜群で一昨年のヴィクトリアマイルで２着など、ハマった時の破壊力はＧＩでもヒケを取らない。末脚一辺倒のタイプながら、昨年の同レースで３着に好走している他、中山のターコイズＳも２年連続３着と小回りコースの適正も高い。６歳になってもまだ衰えはなく、むしろ「以前より力をつけている」と佐藤助手。カワキタエンカが引っ張る流れは大歓迎だけに、３年半ぶりの勝利の美酒は極めて現実的だ。

 

穴ならカレンシリエージョ。前走で1000万下を勝ったばかりの新興勢力ながら、何よりの魅力はその血統面。同じくクラシックシーズンは振るわなかった半姉アドマイヤリードは、明け４歳となってから条件戦を連勝し、阪神牝馬Ｓ２着を経てヴィクトリアマイルを制覇。本馬もここまでそれと似た成長曲線を描いており、一気の本格化を果たす可能性は十分ある。父ノーザンダンサー系で母系にグレイソヴリン系を内包する配合もレース傾向に合致。一発があっても驚けない。

 

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Posted by ライアン on 4月 19th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: 福島牝馬ステークス

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