【日本ダービー&目黒記念】注目馬情報!!
5月27日(日)
■日本ダービー
軸はダノンプレミアム。デビューから4戦4勝でGI朝日杯FSを含め重賞3連勝。そのすべてが圧勝と言っていい内容で、世代トップクラスの実力を疑う余地はない。皐月賞は挫跖で回避することになったが、その影響もなく中間の調整は順調そのもので、むしろ、じっくりと時間を掛けたぶん「状態はデビュー以来、一番といえるほど」。異例のローテーション、初の2400mと不安材料も少なくないが、これまでのパフォーマンスからすれば、それらの不安もあっさり克服する可能性が大。無敗のダービー馬の誕生に期待したい。
穴ならステイフーリッシュ。デビュー2戦目でGIホープフルSに参戦し、強烈な決め手を披露して3着に好走。続く共同通信杯は、12kgの馬体減に加え、不向きな流れもあって全く力を出せなかったが、そこで無理をさせずに休養に出したことが奏功。復帰戦の京都新聞杯は、1000m通過が58秒5という厳しい流れを2番手で進め、早め先頭から押し切る圧巻の内容で勝利を飾った。流れが読みにくいメンバー構成だけに、自在性のある脚質は大きな武器。百戦錬磨の横山典の手綱ならば、あっと驚く激走があっても不思議ではない。
■目黒記念
軸はフェイムゲーム。昨年の目黒記念で復活Vを決め、一時期の不振を脱却した実力派。今年で8歳の大ベテランだが、暮れのステイヤーズSではアルバートの2着。前走のダイヤモンドSは58.5kgのトップハンデを背負って完勝。年齢的な衰えは一切感じられない。今年は59kgとハンデはさらに重くなるが、前走から0.5kg増なら克服は十分に可能だろう。東京の長丁場は間違いなくベスト舞台で、約3ヶ月ぶりの実戦も「間隔をあけた方がいい」という予定通りの臨戦過程。連覇でさらに重賞タイトルを上積みする。
穴ならサウンズオブアース。未だ重賞タイトルには手が届いていないものの、GIで2着3回の実績は十分に胸を張れるもの。昨夏以降は不本意な競馬が続いていたが、有馬記念では不利な大外から完全前残りの不向きな流れのなかで、勝ったキタサンブラックから0秒6差の7着なら、及第点と言っていいだろう。これが明け7歳の始動戦。「かなり動けるようになってきた」と仕上がりは申し分なく、「まだ力落ちは感じられない」と陣営も自信。悲願のタイトル奪取を名手ボウマンに託す。
Posted by ライアン on 5月 26th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: 日本ダービー, 東京優駿, 目黒記念