【ダービー卿CT&産経大阪杯】注目馬情報!!
4月3日(日)
■ダービー卿CT
軸はサトノアラジン。デビュー当初はダービー最右翼とも言われた期待馬だが、明け5歳となったここまで重賞は未勝利。しかし、昨年は海外初挑戦となった香港Cこそ11着に敗れたが、国内に限れば[2-3-0-1]で5着以下なし。その4着もマイルCSで0秒2差なのだから、地力の高さは既にGI級と言っても過言ではない。末脚の爆発力は現役トップクラスで、中山マイルでは史上最速の上がり32秒7をマークしたことも。そもそもが遅咲きの血統でもあり充実期はこれから。まずは悲願の重賞タイトルを手に入れ、春のGIシリーズへと弾みを付けたい。
穴ならインパルスヒーロー。前走の東風Sでおよそ3年ぶりの勝利を飾り、高配当の立役者となった本馬。「毎年この時期は調子がいい」と暖かくなり始める時期に調子を上げるタイプで、昨年の本競争も9番人気で3着に好走。その昨年は東風S3着からの臨戦だった。中山マイルは[1-0-2-2]と相性もよく、臨戦過程は昨年以上。その上でハンデは昨年から据え置きの56kgならば、昨年を上回る結果にまで期待していいはずだ。
■産経大阪杯
軸はアンビシャス。重賞タイトルは3歳限定のラジオNIKKEI賞のみと、GI馬5頭が顔を揃えるここでは実績不足が否めないが、ポテンシャルの高さならば決して引けは取らない。前走の中山記念は惜しくも2着に敗れたが、上がり3Fはメンバー最速をマークし、あのドゥラメンテと僅かクビ差。先日のドバイターフを圧勝したリアルスティールにはしっかりと先着を果たしてみせた。有力馬の大半が休み明けの始動戦なのに対し、こちらは一度使っているアドバンテージもある。流れ次第では圧勝まであっていい。
穴ならタッチングスピーチ。前走の京都記念はサトノクラウンに3馬身突き放されての2着だったが、馬場と展開が勝ち馬に有利に働いたことは確かで力負けとは言えない。昨秋は秋華賞が0秒3差でエリザベス女王敗は脚を余してタイム差なしの3着。能力は高い。これまで最も強い競馬をしたのが昨秋のローズSで、外回りの内回りの違いこそあれ直線に急坂のある阪神に変わるのは歓迎。「GIレベルの馬」という陣営の評価通り、能力はこのメンバーでも通用する。そのなかで人気が手頃ならば狙わない手はない。
Posted by ライアン on 4月 2nd, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: ダービー卿CT, 産経大阪杯