【日経賞&毎日杯】注目馬情報!!
3月26日(土)
■日経賞
軸はサウンズオブアース。昨年の有馬記念の1・2着馬が揃って参戦となったが、勝ったゴールドアクターは中間の調整から最終追い切りまで不安の残る内容。であれば必然的に本馬を最上位にとるのが自然な流れだろう。レコード決着の菊花賞で0秒1差2着、昨年の有馬記念がクビ差2着と、重賞タイトルはなくとも、その実力に疑問を挟む余地はない。昨年の本競争では出遅れて後方か競馬となり4着まで追い上げるのが精一杯だったが、本来は自在性のある脚質でトリッキーな中山は歓迎できるタイプ。堂々の主役として大一番に進むためにも、そろそろ重賞タイトルを手にしておきたい。
穴ならホッコーブレーヴ。昨秋の豪州遠征が不完全燃焼に終わり、帰国初戦のダイヤモンドSも「ここまで悪くなるとちょっと厳しかった」と馬場に泣かされて大敗。不本意な競馬が続いているが、このレースは一昨年2着で昨年が3着。昨春は天皇賞でも0秒3差に善戦しており、能力は通用する。前走は海外遠征明けということもあり、数字以上に余裕のある体つきだったが、この中間は8歳という年齢を感じさせない動きを披露。ひと叩きされた上積みは大きく、実績からすれば一変があってもおかしくない。
■毎日杯
軸はスマートオーディン。前走の共同通信杯では好位の3番手で競馬を進めながら、直線では伸びを欠き6着に惨敗。休み明けの上に、キレ味が削がれる稍重馬場だったことも影響した印象だ。さらに言えば、もともと気性面で難しさを抱えており、断然の人気を集めた2戦目でも本来を走りを見せられずに敗れているように、気持ちが走る方に向かなければポカもあるムラ駆けタイプとも言える。それだけに取捨も難しいところが、やはりデビュー戦と東スポ杯2歳Sで見せた強烈過ぎる末脚は魅力的。陣営も「対策を講じながら調整してきた」と巻き返しに自信を見せており、ここであらためてデビュー直後に「ダービー候補」と言われた走りを見せてもらいたい。
穴ならアーバンキッド。1番人気に支持された前走のアーリントンCは直線で早めに先頭に立ったことで最後に脚色が鈍り5着に敗れたが、勝ち馬とはタイム差なしなのだから実力の一端は示したとも言える。未だ1勝馬ながら負けた3戦はすべてタイム差なしと安定感は抜群。タメれば切れるタイプで、父ハーツクライの血統から1800mへの距離延長は歓迎。まだまだ若さを残す反面、伸び代も大きく、上手く折り合えればここでも十分にチャンスはあるはず。
Posted by ライアン on 3月 25th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: 日経賞, 毎日杯