【日経賞&毎日杯】注目馬情報!!
3月25日(土)
■日経賞
軸はシャケトラ。格上挑戦の日経新春杯でクビ差の2着。神戸新聞杯でサトノダイヤモンドにクビ差2着、菊花賞でも5着に好走したミッキーロケットに迫ったパフォーマンスは重賞級の実力を示すものと言っていいだろう。ここまで5戦3勝で4着以下は一度もなし。デビュー当初はクラシック級と評された逸材でもあり、まだまだ底を見せていない。ハンデ戦から別定戦に変わり、相手関係も一層強化されるが、秘めるポテンシャルはこのメンバーに入っても決してヒケは取らない。
穴ならマイネルサージュ。前走の万葉S大敗で大きく評価を落としたが、その前走は出遅れてチグハグな競馬になった上に距離も長かった。力を出し切った上での敗戦とは言えないだけに、それだけで見限るのは早計だ。それ以前は5戦連続で連対を確保し、昨秋は1000万下、1600万下をともに楽な競馬で連勝。前走後はオーストラリア遠征も視野に入れていたほど陣営の評価は高く、遠征の準備に伴い早めから十分に乗り込まれており仕上がりも上々。実績馬に一泡吹かせるシーンがあっても驚けない。
■毎日杯
軸はサトノアーサー。単勝 1.1倍の支持を集めた初戦こそ1着同着という物足りない内容だったが、一度使われたことで動きが一変。2走目のシクラメンSはスローペースを中団からじっくり進めると、最後は上がり32秒7の桁違いの末脚であっさり突き抜けてみせた。現場での評価は極めて高く、同じ“サトノ”の冠名を持つ2歳王者を差し置いて同オーナーの世代の一番馬と言われるほど。前走のきさらぎ賞は道悪の巧拙で2着に敗れたが、敗因が馬場にあったことは明白なだけに評価を落とす必要はない。希望通りの馬場ならここは確勝級。
穴ならトラスト。公営所属だった昨夏に札幌2歳Sを制し、満を持して中央入り。その後は期待に応えられているとは言い難いが、GI朝日杯FSを含め重賞3戦ですべて掲示板確保なら世代上位の能力と考えていいだろう。特に前走のシンザン記念は道悪で前半3Fが34秒5というハイペースで差し馬に展開が向いた中、先行して唯一粘って勝ち馬と2馬身差なのだから高く評価していい。他陣営の意識が決め手に勝るサトノアーサーに集中するようなら、前々から粘り込む事も十分に可能だ。
Posted by ライアン on 3月 24th, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: 日経賞, 毎日杯