【東京新聞杯&きさらぎ賞】注目馬情報!!
2月4日(日)
■東京新聞杯
軸はグレーターロンドン。破竹の5連勝で昨春オープン入りし大器と騒がれたが、脚部不安などで順調さを欠いたこともあり重賞は未勝利。だが、安田記念が0秒1差4着で、秋初戦の毎日王冠もGI級のメンバーが揃った中で0秒2差の3着なのだから、GIIIレベルなら格上と言って良い。確実に賞金加算を狙いながら3着に敗れた前走は、中山内回りの展開負けだけに悲観する必要はないだろう。持ち前の決め手が存分に生かせる東京に替わるのは大歓迎。待望のタイトル奪取に向け、死角はない。
穴ならハクサンルドルフ。前走の甲斐路Sを勝って再オープン入り。極端な脚質から成績にムラがあり出世は遅れたが、思えば3歳春には500万下勝ち直後にGIに挑みNHKマイルCでメジャーエンブレムに0秒3がある実力派。昇級即重賞でも通用するだけの下地は備えている。近2走は1800m以上を走っているが、全5勝のうち3勝を挙げ、前記GIでの好走実績もあるマイルがベストなのは間違いなく、流れ次第では一発があってもおかしくない。
■きさらぎ賞
軸はダノンマジェスティ。全兄に皐月賞馬アルアインがいる良血で、セレクトセールで2億円を超える高値をつけた期待の素質馬だ。阪神芝1800mの初戦は後方からの競馬で圧巻の差し切り勝ち。直線は終始フラつくなど心身ともにまだ幼さを残すが、その状態で3馬身半差、レースの上がり3Fが11秒3-11秒2-11秒0の加速ラップをあっさり突き抜けるのだからケタ違いのキレ味と言って良いだろう。秘めるポテンシャルはGI馬の兄以上。ここは通過点としたい。
穴ならラセット。父はドバウィ産駒のモンテロッソ。その血統からダートで卸されたが、初戦は勝ち馬に3秒5も離される大敗。しかし、2戦目から芝に矛先を向けると2,2,1着でデビュー4戦目にして待望の初勝利を挙げた。芝の3戦はすべてメンバー最速の上がりをマークしており、しまいの脚は堅実。京都芝マイルで2戦とも1分34秒台なら時計の裏付けも十分。血統から距離延長がマイナスになるとも考えにくく、一気に相手の強くなるここでも堅実な走りに期待できる。
Posted by ライアン on 2月 3rd, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: きさらぎ賞, 東京新聞杯