11月23日（祝）

 

■東スポ杯２歳Ｓ

 
軸はロスカボス。デビュー２連勝の内容は１番人気が見込まれる良血馬以上。中京マイルの新馬戦は中団から脚を伸ばし、直線で鋭く伸びると２着馬の猛追を振り切り初戦Ｖ。続く野路菊Ｓは出遅れながら離れた後方でじっくり脚を貯めると最後はレース上がりを１秒上回る末脚で快勝。２着馬は次走でオープン特別勝ち。３・４着馬も次走をオープンクラスで差のないレースをしており、これらを相手にしなかった本馬の能力が世代トップレベルにあることは間違いなく、３連勝で重賞初Ｖを決める可能性は極めて高い。

 

 

穴ならハレルヤボーイ。前走のサウジアラビアＣでは５着に敗れたが、勝ち馬とは僅か0秒2差で上がり３Ｆはメンバー２位の33秒2。脚を余していたのは誰の目にも明らかで、田村師が「もう少し前めで運んでいれば…」と言うように、好発を決めたにも関わらず折り合いを気にし過ぎて下げた位置取りが最大の敗因だったと言っていいだろう。そういった意味では名手横山典弘への乗り替わりは大きなプラス。同レースでローズキングダムと接戦を演じた父トーセンファントムに母父キングカメハメハの血統から東京芝1800ｍはベスト舞台とも考えられる。数少ない父の産駒からブレイブスマッシュに続く重賞ホースの誕生に期待したい。

 

 

---

Posted by ライアン on 11月 22nd, 2015 :: Filed under 競馬
Tags :: 東スポ杯２歳S

---