9月2日（土）

 

■札幌２歳Ｓ

 

軸はロックディスタウン。現２歳がファーストクロップのオルフェーヴル産駒。父ステイゴールドの半姉は、キャットコインがクイーンＣを勝ち、ワンブレスアウェイも５勝を挙げてオープン入りと父系と母系の血の相性は抜群だ。新潟芝外回り1800ｍのデビュー戦は、紅一点の状況ながら単勝1.9倍の圧倒的１番人気に応える完勝。いくら新潟外回りでスローの競馬とはいえ、1800ｍで上がり３Ｆ32秒5は並の脚力では計時出来ない。今回は切れ味よりも持久力を要求される洋芝に替わるが、父譲りのパワフルな走法とその血統から十分に対応できそうなイメージで、小回りコースも問題なさそう。早々と父に初タイトルを贈る事になりそうだ。

 

穴ならファストアプローチ。母はサトノクラウンの全妹で、父はＧＩ４勝の英国の名馬ドーンアプローチという良血。デビュー戦は幼さを見せるところもあり、仕掛けてからの反応もいま一つで４着に敗れたが、一度実戦を使われた事で一変。続く未勝利戦は５馬身差で圧勝してみせた。レースでは、中団の外めを追走し、４コーナー手前から徐々に押し上げると直線入り口では早くも先頭に。直線は後続を突き放すのみという盤石の競馬だった。勝ち時計1分29秒3は今夏の2歳戦では唯一の1分29秒台で、レコードに0秒2差という極めて優秀な数字。洋芝適正の高さも示しており、距離さえ克服できれば十分勝ち負けになる。

 

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Posted by ライアン on 9月 1st, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: 札幌2歳ステークス

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