【札幌記念&北九州記念】注目馬情報!!
※先週は、関屋記念の軸に1着ヤングマンパワーを推奨。エルムステークスは軸推奨クリノスターオーが2着、穴推奨リッカルドが1着。絶好調のうまっち推奨馬に今週もご期待ください!
8月21日(日)
■札幌記念
軸はモーリス。前走の安田記念で2着に敗れ連勝は止まってしまったが、当時は海外遠征帰りで検疫の関係もあり難しい調整を強いられてのもの。本来のパファーマンスを発揮できたとは言いがたく、悲観する必要はない。今回は実績のない2000mへの距離延長が鍵になるが、過去に2000m以上を走ったのは本格化前なのでこれも度外視が可能。モレイラの手綱ならば折り合いに不安はなく、父スクリーンヒーローに母父カーネギーの血統から2000mが保たないと考えるほうが不自然で、自身初となる洋芝に関しても同様のことが言える。距離、馬場に対する適正の下地は十分。間隔が空いても力は出せるタイプで状態面での不安も皆無。秋以降の選択肢を広げるためにも、ここはあっさりとクリアしてもらいたい。
穴ならヤマカツエース。昨夏に函館記念3着、札幌記念4着がある洋芝巧者。当時が3歳であった事を考えれば十分な結果と言えるが、陣営は「減った体が戻らないまま函館記念を使い、(札幌記念は)放牧を挟んで(入厩から)10日での競馬だった」と状態が本物ではなかったことを強調。だとすれば、決して満足な状態ではなかった中でラキシスやラストインパクトといった実績馬に先着したのだから、やはり能力は高い。今回は心配された宝塚記念の反動もなく調整は順調そのもので、昨年との比較では「断然いいに決まっている」と陣営も仕上がりに自信。前2走の敗戦で人気を落としそうだが、鳴尾記念は早仕掛け、宝塚記念はまさかの後方待機でこれらも力負けではない。今のデキでスムーズな競馬なら巻き返せる。
■北九州記念
軸は昨年のサマースプリントシリーズ王者のベルカント。連覇を果たした前走のアイビスサマーダッシュは内目の4番枠という厳しいところに入りながら、最後は上がり31秒7の強烈なスピードで駆け抜けて勝利。盤石と言える強さをみせつけた。もともと夏場になると調子を上げるタイプでデキは抜群。後のGI馬ビッグアーサーを一蹴した昨年の内容から舞台適正もベストに近い。心配されたハンデも、重賞5勝の実績がありながらかなり恵まれたと言って過言ではない56kg止まり。牝馬にしては馬格があるほうでもあり、このハンデなら問題ない。前走に続く連覇を決めて、シリーズ連覇にも王手をかける。
穴ならメイショウライナー。オープン入り後の5戦では思うような成績が挙げられていないが、オーロカップがロサギガンティアに0秒3差など一定の力量は証明済み。阪神Cや前走のCBC賞の大敗にしても、重賞の壁というよりは直線に急坂を擁するコースが合わなかっただけに過ぎない。もともと陣営の評価は高く、管理する高橋師も「GIIIくらいは勝てる馬」と強気な姿勢。そして、何よりも強調出来るのが小倉適性。阪神や中京が合わない反面、平坦小回りコースは得意としており、中でも小倉は[2-2-0-1]で唯一の着外は道悪だった1戦のみと相性抜群。舞台替わりで一変の可能性は充分ある。
Posted by ライアン on 8月 20th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: 北九州記念, 札幌記念