【札幌記念&北九州記念】注目馬情報!!
8月20日(日)
■札幌記念
軸はヤマカツエース。3歳時に重賞2勝を挙げるなど早い時期から活躍し、ここまで重賞5勝の本馬だが、ここにきていよいよ本格化の様相。昨年暮れの有馬記念は好枠の恩恵もあっての4着だったが、前走の大阪杯は不利な外枠で位置取りを悪くしながら0秒2差の3着に好走。鞍上の池添は「もう一列前で運べていたらもっとやれていたと思う。GIでやれる力をつけている」と確かな手応えを感じていた。2歳夏のものとはいえ、函館芝[1-1-0-1]で洋芝適正は十分。一昨年は3歳で古馬相手に4着、昨年は宝塚記念の疲れが尾を引く中で5着。今年は「去年より格段に良い状態」ならば、3度目の正直で6個目の重賞タイトルを掴む可能性が高い。
穴ならサクラアンプルール。3走前の中山記念でネオリアリズムに0秒1差の2着に好走したものの、その後の2戦は13,9着と続けて大敗。大阪杯は初の関西遠征だったことに加え、ハイレベルなメンバー相手のGIでは仕方ないところもあるが、相手弱化の前走函館記念9着は案外な結果。しかし、その前走は「大外枠で悪い馬場。ジョッキーもテン乗り、輸送が続き状態も完璧ではなかった」と能力とは別の部分に敗因があったのは明らかだ。今回は蛯名騎手も二度目の騎乗。函館滞在で調整過程も前走とは段違い。前2走の大敗で低評価が続くなら妙味は大きい。
■北九州記念
軸はアクティブミノル。一時期はオープン特別でも掲示板がやっとといった感じでスランプが続いていたが、2走前のCBC賞で思い切って出していくと、前半3F33秒2のハイペースでも最後までしぶとく粘って0秒3差の3着に好走。久々にハナを切った事で復調のきっかけを掴み、前走のアイビスSDは初の千直ながら小差の4着と力をみせた。2走前から着用しているブリンカーの効果も大きそうだ。もともと暑い時期は得意で、6~9月は芝1200mに限れば[3-0-1-2]と安定。小倉は今回が初めてだが、器用なタイプで小回りコース自体の適正は高い。同型との兼ね合いが鍵になるが、スムーズに先手が取れればあっさりまであっておかしくない。
穴ならラヴァーズポイント。近2走は共に二桁人気で、それぞれ15,7着。今回も人気にはなりそうもないが、昨年はCBC賞2着、セントウルS3着と重賞戦線で勝ち負けを演じていた実力馬。2走前は休み明けで明らかに良化途上だった上に不利な大外枠なら度外視できるし、前走は道悪にノメりながら0秒4差なのだから内容的には決して悪いものではない。前記重賞実績が示すように夏馬が得意なタイプで、小倉は[3-1-2-3]と相性は抜群。ハンデは据え置きの52kg。「昨年より力もつけています」と陣営は自信を覗かせており、波乱演出の可能性も低くない。
Posted by ライアン on 8月 19th, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: 北九州記念, 札幌記念