【札幌記念&北九州記念】注目馬情報!!
8月19日(日)
■札幌記念
軸はマイスタイル。昨年のダービー4着馬。当時は14番人気の低評価で、秋も神戸新聞杯、菊花賞と結果は出なかったが、古馬になるとハーツクライ産駒らしい成長力を見せ、今夏の函館で1000万下、1600万下を連勝。ダービー4着がフロックではなかったことを示すとともに、確かな成長力と高い洋芝適正を見せつけた。その後はここを目標に順調に調整を重ね、申し分のない仕上がり。距離、馬場ともにベストの条件でもあり、相手関係が一気に強化されるここでも勝ち負けまで期待できる。
穴ならアストラエンブレム。去勢手術後、しばらくは力を出しきれないレースが続いていたが、前走の巴賞では久々にこの馬らしい走りが戻ってアタマ差の2着。相変わらずの勝ちみの遅さはあったものの、去勢から半年以上が経過し、ようやく心身のバランスが整ってきた印象だ。であれば、もともと重賞で2着2回の実力馬。洋芝適正の高さを考えても、ここで上位争いに加わってきても何も不思議なことはない。
■北九州記念
軸はアサクサゲンキ。小倉の芝スプリント戦はそのコース形体からとにかくテンが速くなりがち。ハイペースで差しが決まるケースが多いだけに、狙い目は決め手があり、かつ時計勝負にも対応できる同馬にとってはベストの条件と言えるだろう。ここ2戦はスタートで出負けして後方からの競馬になったが、いずれも上がり3Fはメンバー最速。しまいの脚を生かす形が板に付いてきた。小倉2歳S勝ち馬でコース適性は申し分なし。53kgの軽ハンデでキレが増せば、葵S組、CBC賞組ともに逆転が可能だ。
穴ならフミノムーン。前走のバーデンバーデンCでは6着に敗れているが、出負けして流れに乗れず、道中も外に張るなどスムーズさを欠くレースだっただけに参考外としていいだろう。これまで重賞で2度の3着があり、2走前のCBC賞、4走前のオーシャンSもいずれも0秒4差以内。堅実な末脚を武器に最後は確実に追い上げ、重賞戦線でも通用する力を見せている。コンビを組む国分優騎手も「一発を狙える力はある」と自信。そろそろ大駆けがあってもおかしくない。
Posted by ライアン on 8月 18th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: 北九州記念, 札幌記念