【京成杯&日経新春杯】注目馬情報!!
1月15日(日)
■京成杯
軸はコマノインパルス。同舞台の葉牡丹賞で0秒2差の2着。直線で外から一気に抜け出し、一旦は先頭の立って見せ場を作ったが、それ以上に勝ったレイデオロの決め手が上回っていた。とはいえ、その勝ち馬は次走でホープフルSも完勝しているのだから、相手が悪かったとみていいだろう。それでも着差は僅か0秒2差。大外枠の不利を加味すれば十分に能力を示す内容でもあった。前走後はホープフルSを登録だけに止め、早めからここを目標にじっくり調整され臨戦過程は万全。ここでも十分勝ち負けになる。
穴ならアサギリジョー。前走の葉牡丹賞は出遅れて後方からの競馬になり、上位2頭には離されての3着に敗れてたが、しまいは凄い脚を使っており、相沢師も「能力は相当に高い」と愛馬を評価する。通算3戦1勝も、敗れた2戦は共に出遅れが主な敗因。2走前の未勝利戦ではホープフルS2着のマイネルスフェーンを負かしており、その比較から重賞通用のポテンシャルは間違いない。外差しの利く中山の馬場も歓迎で大駆けの可能性は十分。
■日経新春杯
軸はシャケトラ。デビュー前からクラシック級の評価を受けていた逸材。怪我や体質の弱さもあってデビューは3歳6月と遅れたが、ここまで4戦3勝で複勝率は100%。昨秋の2連勝はいずれも楽勝と言える内容で、ポテンシャルの高さと伸びしろは底知れない。血統や実績から2400mの距離は問題なく、4戦全てで最速上がりの決め手も京都外回りでは大きな武器。その上、準オープンからの格上挑戦でハンデは53kgの恵量。本格化はまだ先だろうが、素質は間違いなく重賞級でこのメンバーでも崩れる事は考えにくい。
穴ならカフジプリンス。神戸新聞杯は脚を余す形で4着。菊花賞も流れが向かず8着に敗れたが、それでも今回上位人気が確実なミッキーロケットとは僅か0秒2差だから、今回のメンバーで見劣りすることはない。前走のグレイトフルSは「七分のデキ」という状態もあってズブさを見せたが、3コーナーから追い通しできっちり差し切りオープン入りを果たした。スローの瞬発力勝負では分が悪いが、今の京都の馬場ならば各馬早めの仕掛けからの持久力勝負が濃厚。で出番はある。
Posted by ライアン on 1月 14th, 2017 :: Filed under 競馬
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