【新潟記念&小倉2歳S】注目馬情報!!
9月1日(日)
■新潟記念
軸はユーキャンスマイル。昨秋の菊花賞で10番人気ながら3着に好走すると、その後は長距離路線を中心に歩みダイヤモンドSで重賞初制覇。前走の天皇賞(春)も強豪相手に5着と善戦し、力のあるところを見せた。4戦連続で3000m超を使われているものの、そもそも飛躍のきっかけとなったは昨夏の同舞台であり、左回りの2000mはむしろベストに近い条件。宝塚記念を自重したことで春の疲れも取れすっかりフレッシュな状態。飛躍の秋に向けて賞金加算が必須な立場だけに、ここはいきなりから結果が求められる。
穴ならカヴァル。年明け初戦の500万下から一気の3連勝でオープン入り。勢い十分の上がり馬ながら、地味な血統のせいか評価はいまいち上がらないが、勢司師は「今なら重賞でも」と大きな期待を寄せる。父エイシンフラッシュ同様、スローペースの決め手勝負に強く、ここ2戦で見せた切れ味は優に重賞通用レベル。出走メンバーから流れが速くなることは考えにくく、ここは理想の展開が見込める。中間の調整も順調でデキは前走以上。ハンデ54kgならこの相手でもヒケは取らない。
■小倉2歳S
軸はカイルアコナ。同舞台の初戦を4馬身差で圧勝。五分のスタートから二の脚の速さで先頭に並びかけると、直線は後続を引き離すだけという圧巻の勝ちっぷり。終始楽な手応えでの1分09秒1は数字の裏付けとしても十分だし、全く寄せ付けなかった2着馬が次走を楽勝していることも、同馬の能力の高さを示すものと言っていいだろう。前走後はここを目標に調整を重ね、仕上がりは万全。「控える競馬も出来る」のであれば、この相手に崩れることはなさそうだ。
穴ならテーオーマルクス。阪神マイルの初戦は4着ながら勝ち馬に2秒2も離される完敗。着差だけを見れば評価は難しい。しかし、残り1Fまでは十分な見せ場を作っていたことを考えると、距離に敗因を求めることができ、であれば適正外の距離での大敗は度外視が可能だ。6Fに短縮した前走は逃げて上がり2位で快勝。距離短縮によって本領発揮に至った事は間違いない。脚質的に小倉替わりは歓迎で、ひと息入って状態面も申し分なし。スムーズに先行できれば、ここでも侮れない存在になる。
Posted by ライアン on 8月 31st, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: 小倉2歳ステークス, 新潟記念