8月6日（日）

 

■レパードＳ

 

軸はエピカリス。歴代勝ち馬のその後の実績が示すように、実力馬がしっかりと結果を残している一戦。であればエピカリスで仕方ない。期待されたベルモントＳはレース直前に無念の取消となったが、その前のドバイ遠征ではＵＡＥダービーでタイム差なしの２着と世界でも通用する実力を証明済み。アクシデントのあった海外遠征帰り初戦で条件は楽ではないが、今回は国内の同世代が相手。デビュー４連勝はいずれも完勝と言える内容で、3/4馬身差のヒヤシンスＳにしても、遠征前の余裕残しの作りだったことを考えれば着差以上に強い競馬だった。仮に８分のデキでも、ここで負けるわけにはいかない。

 

穴ならタガノカトレア。ダート復帰後の２走は着順だけを見れば物足りない結果だが、端午Ｓは直線で前が塞がり全く追えないまま終戦だから度外視可能。前走のユニコーンＳは先行勢が尽く失速したハイペースを２－３番手から進めて掲示板確保なら、むしろ改めて能力の高さを示したとも言える。1800ｍへの距離延長が鍵になるが、東京マイルの厳しい流れでも粘っており、平坦小回りの新潟ダートならこの距離でも対応は可能。まだ人気が上がらない今のうちに高配当演出に期待したい。

 

■小倉記念

 

軸はタツゴウゲキ。前走の七夕賞は、道中は絶好の位置をキープしていたものの、勝負どころでの動き出しが遅れ、バテて下がってきた馬に前を塞がれポジションを下げざるを得なくなるという痛恨の騎乗。それでも最後はしっかり脚を伸ばして勝ち馬と0秒4差なのだから、スムーズなら十分に馬券圏内はあったと考えていい。２走前の垂水Ｓではシルバーステートに最後まで繰り下がり0秒2差だから重賞通用の能力は間違いない。Ｍ・デムーロへの乗り替わりで能力発揮なら十分勝ち負けになる。

 

穴ならクランモンタナ。昨年の本競争は11番人気で勝利して大波乱を演出。一昨年も0秒2差の４着。いずれも大敗続きからの一変なのだから、よほどこの時期と舞台設定が適正に合っているのだろう。今春から障害に転向し、前走で障害未勝利をかったばかりにも関わらず平地に戻しての重賞参戦は、陣営も舞台適正の高さに期待しているからこそ。障害を経験した事で馬体が良化したり、走りのバランスがよくなるのは珍しい話でもなく、中間気配はむしろ昨年以上。もともとリピーターの多いレースでもあり、２年連続で波乱の立役者となってもおかしくない。

 

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Posted by ライアン on 8月 5th, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: レパードステークス, 小倉記念

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