6月5日（日）

 

 

■安田記念

 

軸はモーリス。配当的には何の旨味もない圧倒的な１番人気が確実だが、それでもこの舞台でこの馬に逆らうわけにはいかない。昨年は条件馬の身で新年を迎えるも、1000万下から３連勝で初の重賞タイトルを手にすると、その後はマイルＧＩを３連勝。年内無敗、ＧＩ３勝と完璧な成績でシーズンを終え、短距離を主戦場とする馬としてはロードカナロア以来の年度代表馬の座に輝いた。年が明けても勢いは止まらず、今年初戦となった前走のチャンピオンズマイルも危なげない競馬で完勝。さらにＧＩタイトルを積み上げると同時に連勝を７に伸ばした。もはや世界でもトップクラスのマイラー。ＧＩと言えども日本国内で負けるわけにはいかない。

 

 

穴ならダノンシャーク。一昨年のマイルＣＳ勝ち馬で実績は今回のメンバーに入っても上位レベル。そのマイルＣＳ以来、勝ち星から遠ざかっており、今年で８歳という年齢もあって評価は上がらないが、昨秋の毎日王冠では後に海外ＧＩ２勝のエイシンヒカリに0秒3差、前走のマイラーズＣが新進気鋭の上がり馬クルーガーにクビ差２着と、まだまだ衰えなど全く感じさせない。そもそも近走の大敗時はいずれもスムーズさを欠く内容で敗因はハッキリしており、力が出せれば前走程度は走れて当然の力量馬。絶対王者の壁はとてつもなく高いが、経験値に勝るベテランの意地の激走に期待したい。

 

 

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Posted by ライアン on 6月 4th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: 安田記念

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