7月16日（日）

 

■函館記念

 

軸はサトノアレス。皐月賞で11着に敗れた後は、無理をせずダービーを回避。夏の函館を目標にじっくり立て直された。復帰戦となった前走の巴賞は休み明けでプラス10kgの馬体重。成長分もあっただろうが、それでも仕上り途上のデキだったのは明白。しかし、その状態でも好位抜け出しの正攻法で古馬を一蹴してしまったのだから、やはりＧＩ馬の称号は伊達ではない。ひと叩きされた上積みは大きく、ルメールの連続騎乗もプラス。54kgのハンデも明らかに恵まれたものと言えるだけに、古馬相手の重賞でも結果が求められる。

 

穴ならケイティープライド。洋芝の函館は長らくパワー型、スタミナ型が有利とされてきたが、昨年の同レースでは傾向が一変。スピード寄りの母系を持つＳＳ系産駒が上位を独占し、時計も稍重で1分59秒0と函館の高速化を印象付けた。であれば、今年も狙いはスピード型のＳＳ系。昨年２着のディープインパクト産駒ケイティープライドの再度の大駆けに期待したい。昨夏２着は勿論、その後も大きく崩れたのはマルターズアポジーのハイペースに巻き込まれた小倉大賞典くらいで、チャレンジＣ３着などの実績から地力は通用と考えられる。引き続きハンデ52kgならチャンスはある。

 

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Posted by ライアン on 7月 15th, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: 函館記念

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