【共同通信杯&京都記念】注目馬情報!!
2月10日(日)
■共同通信杯
軸はクラージュゲリエ。札幌2歳Sでは、若さを見せる走りで1番人気を裏切ってしまったが、続く前走の京都2歳Sはモレイラを背に快勝。「折り合いもついたし、直線の反応も素晴らしかった」と振り返る好内容で、名手をして「クラシックのチャンスはある」とまで言わしめた。池江師は「右にモタれて手前を替えるのもスムーズじゃなかったし、伸びきれなかった」と慎重な姿勢だが、裏を返せばそれだけ伸びしろがあるということ。武豊との新コンビ結成でクラシックに向けて好発進を決めたい。
穴ならナイママ。東スポ杯2歳S、京成杯とここ2戦は大敗が続き、すっかり評価急落の様相だが、昨夏はコスモス賞でアガラスを破り、ハイレベルなメンバーが揃った札幌2歳Sではニシノデイジーにタイム差なしの2着なのだから、能力が高いことは間違いない。振り返れば、2走前は出遅れが響き、前走はあえて控える競馬を試した結果に過ぎず、酌量の余地は十分ある。門別時代も含め、同馬の好走パターンは強気のマクリ競馬。消耗戦に持ち込めば勝機は見えてくる。
■京都記念
軸はノーブルマーズ。昨秋はAR共和国杯9着、ジャパンC13着と良いところがなかったが、年明け初戦の日経新春杯で9番人気ながら小差2着に好走。上がり3Fも含めて時計のかかる今の京都の馬場が適正にマッチした印象だが、勝ち馬に並ぶメンバー2位タイの末脚は確かな能力の裏付けとしても十分なものだった。引き続き馬場適性で上回る京都で、宝塚記念3着がある2200mへの距離短縮は大歓迎。春GIに向けて、まずはここで初タイトルを掴み取りたい。
穴ならハートレー。2歳時に新馬→ホープフルSを連勝している逸材。その後は故障や気性難の問題などもあり、募集価格1億円の期待には応えられていないが、去勢手術を施してから一定期間が経過し、ここにきて「セン馬の体に慣れてきた」と復調気配が著しい。近4走はいずれもオープン特別で3着が最高ながら、ここで好メンバーの揃うGIIに挑むのは、それだけ陣営が素質を高く評価している証。かつてのクラシック候補の完全復活に期待したい。
Posted by ライアン on 2月 9th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: 京都記念, 共同通信杯