5月13日（土）

 

■京王杯ＳＣ

 

軸はサトノアラジン。ここ２戦はＧＩで１番人気を裏切る結果となっているが、マイルＣＳは直線で致命的な不利を受け、香港マイルはタイトなローテーションだった上に流れも向かなかったのだから酌量の余地はある。昨年の２勝がともに芝７ＦのＧIIで、この距離がベストなのは明白。暮れの香港マイル以来、約５ヶ月ぶりの実戦となるが、もともとポン駆けは利くタイプで、中間気配、最終追い切りの内容からも十分に力の出せる状態と判断してよさそう。まずは前哨戦できっちり連覇を決めて、悲願のＧＩ制覇に弾みをつけたい。

穴ならダンツプリウス。昨年のＮＺＴの勝ち馬でＮＨＫマイルＣでも４着。世代のマイル路線で上位の実績を誇る。古馬との闘いになった昨秋以降は掲示板にも載れていないが、好メンバーの揃った京都金杯が0秒5差、不利な外枠で慣れない後方からの競馬だった前走のダービー卿ＣＴでも0秒4差なら、重賞通用の地力は間違いない。今回は初の1400ｍ戦だが、これまでのレースぶりから距離短縮は問題なさそう。切れる脚がないぶん、仕掛けのタイミング一つだが、極端に遅い流れの直線勝負にさえならなければ出番があってもおかしくない。

 

---

Posted by ライアン on 5月 12th, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: 京王杯スプリングカップ

---