【京成杯AH&セントウルS】注目馬情報!!
9月8日(日)
■京成杯AH
軸はトロワゼトワル。デビューから13戦で未だ掲示板を外した事のない安定株。勝ち切れないレースも多く出世は遅れたが、実戦を重ねる毎に着実に地力を強化し、前走の豊明Sを勝利して晴れてオープン入り。期待の素質馬がようやく充実期を迎えた印象だ。全4勝のうち3勝は1400m以下で挙げたものだが、マイルもデビュー勝ちの他、2走前の春興Sで2着なら守備範囲内。中間はグリーンウッドで調整され、8月中旬の帰厩後も順調そのもの。今の充実ぶりなら一年半ぶりの重賞でも十分勝負になる。
穴ならプールヴィル。紅梅S2着、フィリーズR1着と好走を続け期待された春GIは桜花賞が6着でNHKマイルCは12着。しかし、いずれも勝ち馬とは0秒6差と着順ほどは負けておらず、世代上位のスピードを示すに十分な内容だった。今回は初の古馬との対戦になるが、同路線における3歳世代のレベルの高さは既に証明されており、NHKマイルCで0秒6差なら通用する可能性は高い。先行力が活かせる中山なら上位粘り込みがあっていい。
■セントウルS
軸はミスターメロディ。春のスプリント王者の始動戦。高松宮記念は中京では珍しい高速馬場となり、テンの3Fが33秒2という今までに経験したことのないハイラップだったが、これを好位で楽に追走して直線しぶとく脚を伸ばして差し切り勝ち。中京適正の高さはもちろん、高速決着への対応力も示しており、開幕週の馬場は歓迎材料になる。ここは大目標のGIに向けた前哨戦だが、「息遣いもいいし、順調にきている」とデキは上々。「以前より走りのバランスがいい」と上積みも十分で、GI馬として負けられない一戦となる。
穴ならイベリス。アーリントンCを逃げ切っている同馬だが、本質的にマイルは長く、GIメンバーかつハイラップのNHKマイルCでの大敗はやむなし。半姉にアイビスSD連覇など6F以下で重賞3勝のベルカントがいる血統で、自身1200m戦2戦2勝の実績からもベストは7F以下と考えていいだろう。放牧でリフレッシュされ中間気配は抜群。精神的にも落ち着きが増し、動きも確実に良化。久々のスプリント戦で本領発揮となれば、古馬相手でも決してヒケは取らない。
Posted by ライアン on 9月 7th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: セントウルS, 京成杯AH