【レパードS&小倉記念】注目馬情報!!
8月7日(日)
■レパードS
軸はグレンツェント。芝のデビュー戦こそ離れた5着と見せ場すら作れなかったが、ダートに転向した2戦目は4角で大きく外に膨れるロスがあったにも関わらず、直線の短い中山で4馬身差の大楽勝。続く500万下を連勝し、伏竜S2着、青竜S1着。例年以上にハイレベルなメンバーの揃った前走のユニコーンSでも3着と好走。上がり3Fはメンバー最速にして芝並みの35秒7と力をみせた。初勝利がマクリ競馬で青竜Sが先行、重賞3着の前走が差し。自在性のある脚質は機動力が求められる新潟ダートでは大きな武器になる。目立ったライバルもケイティブレイブ程度と相手関係にも恵まれたここで崩れることは考えにくい。
穴ならネクストムーブ。ここまで3戦で2勝、2着1回。前走の500万下は逃げて後続を3馬身半も突き放す大楽勝。管理する清水師、主戦の小牧騎手がともに「まだ身体が出来ていない」という中での圧勝劇だけに、そのポテンシャルは計り知れない。その前走の勝ち時計1分51秒7は、後のJDD覇者キョウエイギアが前週の鳳雛Sでマークしたものに0秒4劣るだけと数字の裏付けも十分。今回は2ヶ月ほど間隔は空くが、最終追い切りで軽快な動きを披露しており「夏バテもなく。しっかり仕上がっている」と状態面の不安も皆無。歴代勝ち馬にビッグネームの並ぶ出世レース。これを史上最速のキャリア4戦目で制すれば飛躍の秋は約束されたも同然だろう。
■小倉記念
軸はダコール。今回もトップハンデ58kgを背負うこととなったが、それでも今回の手薄なメンバーなら信頼度は高い。今年に入り重賞4戦で4,2,4,2着。以前のしまい一辺倒の競馬から、前目でも運べるようになりさらに安定感が増した印象だ。前走の七夕賞は一列前で上手く立ち回ったアルバートドックに半馬身及ばなかったが、勝ち馬より1kg重いハンデだった自身もしっかり脚を伸ばして3着以下を3馬身離しているのだからレース内容としては申し分なかった。小倉は[2-3-1-2]で、4着以下の2戦はともに苦手な道悪馬場でのもの。今回も天候、馬場状態が一つの鍵になるが、希望通りの良馬場ならば今回も大崩れはないだろう。
穴ならメイショウナルト。3年前の同レースの覇者でもある8歳の古豪。馬券圏内に入ったのは一昨年秋の福島記念が最後で、近走は二桁着順も多く、昨夏の小倉記念以降は掲示板にすら載れずにいるが、それでも担当の上田助手は「肉体の衰えは感じません」ときっぱり言い切る。今春、武田厩舎の解散に伴い、本田厩舎へ転厩することとなったが、当初から小倉記念が4戦目というローテーションを明確にし、「そこで一番良い状態に持っていければ」と調整されてきた。実際、使う毎に調子は上がり、今回が「転厩してきてからは一番のデキ」。前走の状態は悪くなかったがさすがにペースが速すぎた。今回は少頭数で同型不在。マイペース行ける公算は高く、得意舞台で復活Vとなってもおかしくない。
Posted by ライアン on 8月 6th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: レパードステークス, 小倉記念