【ラジオNIKKEI賞&CBC賞】注目馬情報!!
7月2日(日)
■ラジオNIKKEI賞
軸はクリアザトラック。兄姉7頭全てが中央で勝ち上がりという血統馬。当然、本馬に対してもデビュー当初から評価は高く、初戦勝ちの直後にGI朝日杯FSに挑み3番人気の支持を集めたほど。さすがにキャリア1戦でのGIは厳しく結果は振るわなかったが、続く平場の500万下では後に京都新聞杯を勝つプラチナムバレットを一蹴。その後、毎日杯で6着に敗れクラシックには乗れなかったものの、前走は古馬相手の1000万下を上がり最速で圧勝。この時期に古馬相手の1000万下勝ちは価値が高い。折り合いに課題を残すだけに乗り替わりはプラスとは言えないが、福島で田辺なら減点は最小限。秋に向けてここでしっかりと賞金を加算しておきたい。
穴ならニシノアップルパイ。東京芝1800mのデビュー戦を逃げ切り、2走前は中山のマイルを好位から押し切り勝ち。脚質的に流れに左右される面はあるものの、ポテンシャルそのものは高い。前走のプリンシパルSは、陣営が「距離が長いと思った」と半信半疑の中での出走だったが、前半1000m通過が59秒という緩みないペース、レース上がりが36秒1というタフな消耗戦を番手から運んで掲示板確保。走破時計1分58秒9も含め高い評価が必要だ。先行力と器用さが持ち味で、小回り福島への舞台替わりも距離短縮も大歓迎。実績上位馬とはハンデ差もあり、立ち回り次第では初タイトルも十分射程圏内に入る。
■CBC賞
軸はシャイニングレイ。デビュー2連勝でホープフルSを制し、当時はクラシックの最有力候補とまで言われた逸材。本番を前に屈腱炎を発症し長期離脱を余儀なくされたが、約2年間の休養期間を経て今春復帰。復帰初戦、2戦目ともに終始折り合いを欠き競馬にならなかったが、それを受け7F戦に距離を短縮した前走はハイペースの流れを好位でリズム良く運び、直線でもしぶとく伸びて快勝。実に2年5ヶ月ぶりの美酒となった。その前走でもまだ行きたがるところを見せており、更なる距離短縮も歓迎。中山で強い競馬をしていたように、力の要る馬場も急坂も問題なし。かつてのクラシック候補がスプリント路線で開花する。
穴ならトウショウドラフタ。脚質的に展開に左右される面が大きく、ここまで[5-0-0-10]とムラのある成績が続くが、差しの利く中京で先行タイプが揃いここはその流れが向く可能性が高そう。前走の京王杯SCは5着に敗れたとはいえ、最後方でじっくり脚をタメると最後は突き抜けそうな勢いで加速。しまいはやや甘くなったものの、好メンバーの揃うGIIで十分な見せ場を作った。ベストは7Fだが、2走前の春雷Sでスプリント戦も経験済み。当時はメンバー最速の上がり32秒8をマークしており、スプリント適正も申し分ない。今回が初コンビとなる名手・横山典の手綱にも期待したい。
Posted by ライアン on 7月 1st, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: CBC賞, ラジオNIKKEI賞