【ラジオNIKKEI賞&CBC賞】注目馬情報!!
7月1日(日)
■ラジオNIKKEI賞
軸はフィエールマン。年明けのデビューでここまで2戦2勝。体質の弱さから数を使えずクラシックとは無縁の春シーズンだったが、主戦の石橋脩騎手が「大きなところにいけるくらいのスケール」と評価するように、ポテンシャルの高さは世代でも屈指と言える。前走の山藤賞は、出遅れから大外を回して進出、直線は軽く仕掛けただけであっさり突き抜ける圧巻の勝ちっぷり。力の違いを見せつける競馬だった。相変わらずゲートに課題は残るものの、それを補って余りある能力の持ち主。無傷の3連勝で重賞タイトルを手にし、秋の飛躍へと繋げたい。
穴ならシセイヒテン。まだ1勝馬で、重賞はおろかオープンクラスでの経験すらないが、コースや展開に左右されず[1-3-1-0]と崩れていない点は評価できる。前走の八丈島特別は古馬を相手にクビ差の2着。同世代では最先着を果たしているのだから、世代の2勝クラスと比べてもヒケを取るところはない。ノヴェリストにネオユニヴァースという血統で距離延長は大歓迎。デビューからコンビを継続する伊藤工騎手が「まだ3歳で成長の余地のある馬」というように伸びしろも十分。叩き2戦目での上積みも大きく、一発があっても驚けない。
■CBC賞
軸はダイメイフジ。前走の安土城Sでは、次走で安田記念を快勝するモズアスコットに勝利。出遅れて取りこぼした印象の強い2着馬だが、それでものちのGI馬を抑え込んだ地力は紛れもなく本物だ。1400mで3勝を挙げているが、この距離もオーシャンSの0秒1差3着を含め[2-2-1-0]と大崩れがない。昨年暮れの犬山特別を勝ったあたりから「トモの緩さが解消してからグンと良くなった。精神面でも成長している」と完全に本格化。“勝って放牧、スプリンターズS直行”が陣営の思い描く青写真。秋の大一番を見据え、ここは負けられない一戦となる。
穴ならダイメイプリンセス。上位人気が予想されるダイメイフジの半姉。準オープン、オープンと連勝中で勢いは十分。連勝はいずれも新潟千直でのものだが、この距離でも3勝を挙げており、中京芝1200mも準オープンで2着、1分08秒0の持ち時計があるのだから距離もコース適正も全く問題ない。全5勝が5~9月の間という典型的な夏馬で、気温の上昇とともに体調面もさらに良化。ハンデはやや見込まれた印象もあるが、目下の充実度ならば3連勝で一気の重賞制覇があってもおかしくない。
Posted by ライアン on 6月 30th, 2018 :: Filed under 競馬
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