【フローラS&マイラーズC】注目馬情報!!
4月21日(日)
■フローラS
軸はウィクトーリア。母が秋華賞馬で半兄も重賞勝ち馬という良血。昨夏の函館のデビュー戦をレコードで快勝。その後の2戦は7,5着と振るわなかったものの、放牧を挟んで立て直された前走の500万下は逃げて2馬身差の勝利。改めて非凡なスピードを素質を証明してみせた。2勝はいずれも逃げ切りだけに開幕週の馬場は大歓迎。陣営も「逃げてもらうだけ」と狙いはハッキリしている。間隔を空けて使ってきたタイプで、仮に優先出走権を得てもオークスは流動的だが、それだけにここは一戦必勝態勢。連勝に期待できる。
穴ならセラピア。前走は既走馬相手の未勝利戦を全くの大楽勝。2馬身半の着差はもちろん、ほとんど追わずに馬なりで抜け出し、ラスト3Fは33秒3。「行きたがるところを見せたり、コーナーで外に行ったり、口向きの悪さを見せたり」と幼さは残すものの、それを踏まえてもこの時期の未勝利クラスではレベルの違う走りだった。1度レースを経験した上積みは大きく、中間の稽古での走りも着実に改善。デビュー2戦目でいきなりの重賞は楽ではないが、遅れてきた大物候補としてオークス切符獲得に期待したい。
■マイラーズC
軸はダノンプレミアム。ここまで6戦5勝。唯一の敗戦は、ひと頓挫明けだったダービーの0秒2差6着で、約9ヶ月ぶりだった前走の金鯱賞もまったく危なげない競馬で完勝。ハイレベルな明け4歳世代にあって、世代ナンバーワンとも言われたポテンシャルはやはり飛び抜けている。ひと叩きしたぶんの上積みは当然大きく、久々のマイル戦もサウジアラビアRCのレコードを勝ちを含めて2戦2勝ならむしろプラスに働く可能性も大。ここも力の違いを見せつけることになりそうだ。
穴ならストーミーシー。昨年のダービー卿CT以来、馬券圏内はおろか掲示板すらない本馬だが、0秒4差6着と好走した東京新聞杯を含め、近3走も全て上がり2位以内と持ち前の決め手に陰りは見られない。GIIで相手は強くなるが、有力候補にとってここはあくまでも叩き台だけに勝負度合いで上回ることは間違いない。捌きやすい少頭数も大歓迎。流れ次第では大駆けがあってもおかしくない。
Posted by ライアン on 4月 20th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: フローラステークス, マイラーズカップ