12月28日（金）

 

■ホープフルＳ

 

軸はサートゥルナーリア。父は初年度産駒からアーモンドアイを輩出したロードカナロアで、母は今や日本屈指の名繁殖牝馬となったシーザリオという超良血。初戦は折り合い重視の競馬ながら、直線であっさり抜け出し圧勝。２戦目の萩Ｓも王道の競馬で難なく連勝を決めた。純粋な競争能力の高さはもちろん、パドックでの落ち着き、レースでの操縦性なども既に２歳馬離れしたもの。陣営も「注文をつけるところがない」と手放しで絶賛。その才能からすれば、２歳ＧＩは通過点に過ぎない。

 

穴ならキングリスティア。キャリア１戦で中一週と厳しい条件が並ぶが、未知の可能性は存分に秘めている。阪神芝2000ｍの新馬戦は、７番人気という低評価ながら５馬身差の圧勝。押し出されるようにハナを切る形になると、直線はメンバー最速上がりで後続を突き放すのみ。2分01秒2の時計も十分に評価できるものだが、それ以上に特筆したいのが全てのラップを12秒5以内の緩みない流れで押し切った点。先行有利の中山の内回り。有力馬が牽制しあう展開なら、初戦の再現があっても驚けない。

 

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Posted by ライアン on 12月 27th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: ホープフルステークス

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