【フェブラリーS&小倉大賞典】注目馬情報!!
2月21日(日)
■フェブラリーS
軸はノンコノユメ。昨年のチャンピオンズCでは、いかに流れが速かったとはいえ先行有利の中京ダートではおよそ絶望的とも言える4角15番手の位置取りから2着まで追い上げた。450kg前後とダート馬にしては小柄な馬ながら最後の決め脚は強烈そのもの。ルメール騎手とのコンビは5戦4勝、東京ダートのマイル戦も5戦4勝。ほぼパーフェクトに近い成績を残す条件で、陣営が「調整も楽」というほど状態面も充実していれば死角は見当たらないと言っても過言ではない。加えて3連覇を目指すコパノリッキーが作るペースも追い風となる。新ダート王襲名へ。絶対王者ホッコータルマエのいないここは負けられない。
穴ならスーサンジョイ。世代交代の旗手となりうるのはノンコノユメ、モーニンといった重賞実績馬だけではない。本馬は目下4連勝中。1000万下→1600万下からオープン特別2連勝と前記有力馬に比べると地味な道程だが、デビュー3戦目から10戦連続連対の安定感は一気に相手が強化されるここでも侮れない。特に前走の大和Sは不利な大外枠から楽にハナを切って押し切る強い内容。初重賞がGIで、初の左回りなど未知の部分も多いが、勝負付けが済んでいないという部分は魅力にもなりうる。「経験値では劣るけど、力は通用する」と陣営も強気。今の勢いならば5連勝で一気に頂点に立ってもおかしくない。
■小倉大賞典
軸はダコール。後方待機から末脚を活かす競馬で重賞戦線で活躍してきた本馬だが、前走の日経新春杯は好スタートからハナに立つこれまでにない競馬。3コーナー手前でマクられて2番手にポジションを下げたが、直線では最後までしぶとく脚を伸ばして0秒4差の4着に粘り込んだ。明け8歳にして新境地を開いたと同時に、年齢的な衰えがないことも証明。今度は過去2度の当レースで2,3着もあり、通算[2-2-1-2]と最も得意とする小倉の中距離が舞台。プラス22kgと明らかに太め残りだった前走を叩かれ上積みも大。完全に手の内に入れた様子の小牧騎手の手綱ならば、2つ目の重賞タイトルは手の届くところにある。
穴ならデウスウルト。昨年の冬シーズンに重賞で2着2回、3着1回と好走を続け、タイトルは時間の問題と思えたが、その後の春から夏にかけては一転してスランプに。しかし、函館記念の後にしっかり休ませたことで、前走時には稽古の内容はもちろん、馬体の見た目にも復調気配を漂わせていた。その前走は7着と結果は出なかったが、17番枠から外々を回らされる展開も響いたし、久々の実戦で流れに乗れなかったのも確か。ひと叩きされた上積みは大きく、今後は巻き返してくる可能性も十分にある。
Posted by ライアン on 2月 20th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: フェブラリーステークス, 小倉大賞典