【フラワーC&ファルコンS】注目馬情報!!
3月17日(土)
■フラワーC
軸はトーセンブレス。昨秋のデビュー戦では、後にフェアリーSを快勝するブリモシーンを抑えて1着。稍重馬場だったとはいえ、前半3F通過が37秒0のスローペースを4角12番手から楽に差し切った末脚は強烈なインパクトを残した。続くアルテミスSが6着で阪神JFは4着と重賞やGIでも善戦。特に前走のGIは上位3頭がそのままチューリップ賞でも上位を占めたハイレベルなメンバー構成であり、その中でそれらに次ぐ4着、最速上がりなら本馬もそれらに迫る能力なのは間違いない。タイトル奪取のチャンスは十分ある。
穴ならオスカールビー。デビュー戦は余裕残しの仕上げだった上に、前残りの競馬で前を捕らえきれず3着に敗戦。しかし、続く前走は中一週で小倉遠征という強行軍も意に介さず、あっさりと初勝利をマーク。裏開催の小倉での未勝利勝ちとあって評価は上がらないが、ハイペースを好位で運んで押し切る競馬は間違いなく地力の証明。3歳牝馬らしからぬ精神面の強さもあり、再度の長距離輸送も問題なし。前有利が顕著な舞台だけに、マイペースで先行できれば一発があってもおかしくない。
■ファルコンS
軸はダノンスマッシュ。前走の朝日杯FSはスタートで大きく躓き、鞍上の福永騎手が「落馬しそうになった」というほどの不利。レースの流れにも乗れなかった。しかし、それでいて最後は33秒2の末脚で追い込んで掲示板を確保。勝ち馬には離されたものの、2着馬とはわずか0秒1差なのだから、重賞級の能力と考えて間違いないだろう。1400mは[2-1-0-0]で、差しの利く中京もいかにも合いそう。前走後は入念にゲート練習を行い、課題は徐々に改善。今度はしっかりと上位争うに加わってくる。
穴ならミスターメロディ。ここまでは全てダートで2勝2着2回の好成績を残しているが、バランスの良い馬体や走法は芝通用を十分に感じさせるもの。レコード勝ちのデビュー戦や脚抜きのいいダートで圧勝した前走では豊かなスピード能力を見せており、父スキャットダディが国内の芝で活躍馬を出しているヨハネスブルグの産駒という点も芝での可能性を示している。初芝で未知の部分は少なくないが、芝通用の適性があれば、いきなりから重賞制覇となっても驚けない。
Posted by ライアン on 3月 16th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: ファルコンステークス, フラワーカップ