【NZT&阪神牝馬S】注目馬情報!!
4月7日(土)
■ニュージーランドT
軸はラムセスバローズ。芝、ダートを問わず2勝2着2回と高レベルの走りを見せている二刀流。内めを通っていた馬が上位を占める中、外めから最後まで伸び続けていた前走も見どころ十分だったが、それ以上に評価すべきはデビュー戦。素質馬オブセッションと半馬身差の接戦を演じ、突き放した3着馬は後共同通信杯3着のエイムアンドエンド。その比較だけでも重賞通用のポテンシャルを疑う余地はない。「距離はマイルがぴったり」とルメール。現状ではベストと思われるここは重賞初勝利のチャンスだ。
穴ならアンブロジオ。これまでに5戦のキャリアを消化し、そのレースぶりは1戦ごとに着実に良化。前走のファルコンSでは自身初めて連対圏を外すこととなったが、先行して粘り強い走りを見せ、勝ち馬とは僅かに0秒3差と健闘している。2戦2勝のマイルへの距離延長は歓迎で、似た形状の札幌芝千五でも好走経験があり、コース適性も申し分ない。決して数は多くない新種牡馬ローズキンダム産駒。その血の価値を高めるために、ここは重賞のタイトルが欲しい。
■阪神牝馬S
軸はリスグラシュー。昨年の牝馬三冠戦線は2,5,2着。エリザベス女王杯も0秒4差とはいえ8着に敗れ、惜しくもGIタイトルには手が届かなかった。だが、年明け初戦の東京新聞杯では牡馬のトップマイラーを相手に久々の勝利の美酒。もともと芝マイルでは崩れたことはなく、得意舞台で本領発揮としたならば当然の結果とも言えるか。この中間は放牧を挟んでリフレッシュ。帰厩後の調整も順調で、仕上がりは「今までの中で一番いい」というほどの絶好のデキ。ここも崩れることはないだろう。
穴ならミリッサ。半姉がオークス馬シンハライトという良血。春はクラシックの出走権が得られず、自己条件を勝ち上がり出走した秋華賞は8着と振るわな方が、これは道悪と距離が敗因。チューリップ賞、ローズSが共に4着と世代のトップクラス相手にも大きくは負けておらず、ポテンシャルは確かだ。まだ準オープンを勝ったばかりで最大目標のヴィクトリアマイルに向けては賞金が不足している状態。ここは是が非でも賞金を加算しておきたいところでもあり、メイチの勝負駆けに期待できる。
Posted by ライアン on 4月 6th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: ニュージーランドトロフィー, 阪神牝馬ステークス