【武蔵野S&デイリー杯2歳S】注目馬情報!!
11月11日(土)
■武蔵野S
軸はサンライズノヴァ。4馬身差完勝のユニコーンSも強い内容だったが、初の古馬相手ながら大外から上がり34秒7で豪快に突き抜けた前走のグリーンCCも強烈なインパクトを残した。スタートに課題は残るものの、しまいの脚力は非凡で、3戦3勝の実績が示す通り直線の長い東京コースはベスト舞台。芝スタートも問題なく、距離も前走の1400mより1600mのほうがいいだろう。モーニンが引っ張るであろう流れも向きそうで、相手の揃ったここでも十分勝ち負けまで期待できる。
穴ならラストダンサー。前走のグリーンCCはしまい伸びきれず3着に敗戦。道中で前が狭くなったりと初めての揉まれる競馬が堪えた面もあるが、なにより右前の落鉄が最大の敗因と言えるだけに、着差着順ほどの能力差はないと考えてよさそうだ。近走は1400mを中心に使われているが、未勝利から1000万下までの3勝は全て東京ダートマイルで挙げたもので、同コースは5戦して掲示板外なしと適正は抜群。揉まれずにスムーズに運べれば、このメンバーでも決してヒケは取らない。
■デイリー杯2歳S
軸はジャンダルム。阪神マイルのデビュー戦は超スローペースを2番手で折り合い、直線であっさり抜け出して完勝。最終コーナーで外へ逃げる若さも見せたが「それ以外は完璧」と武豊騎手が手放して絶賛するポテンシャルを見せつけた。母ビリーヴはこれまでにファリダットやフィドゥーシアといった実力馬を産んでいるが「これが一番いい」と名手は評価する。この中間もしっかり負荷を掛けた稽古を重ね万全と言えるデキにある。名手悲願の朝日杯FS制覇へ。まずはここで結果を残したい。
穴ならメガリージョン。初戦は直線の競り合いで次走オープン3着のリュクスポケットにクビ差及ばず2着に惜敗。前走は折り合いに不安を見せながら、3角で早々と先頭に立ってそのまま押し切り勝ち。いずれも気性面での難しさを見せていたが、それでも結果を残しているのだから能力は高い。前走で早めにハナに立つ競馬をしたため、今回も折り合いが重要なポイントになりそうだが、M・デムーロがすんなり抑えられれば地力はここでも通用。鞍上の手腕に期待したい。
Posted by ライアン on 11月 10th, 2017 :: Filed under 競馬
Tags :: デイリー杯2歳ステークス, 武蔵野ステークス