1月6日（日）

 

■シンザン記念

 

軸はハッピーアワー。これまで５戦のキャリアで通算［2-2-1-0］という堅実な走りが最大の魅力。前走のデイリー杯２歳Ｓはスローの前残りという不向きな展開だったが、ラストはメンバー最速の上がり３Ｆ33秒6の末脚で追い込んで３着。勝ったアドマイヤマーズがその後に朝日杯ＦＳを制しており、レースレベルは高かった。前走後は在厩で調整を続け、武幸四郎師は「馬体が締まり、筋肉がついて前回とは中身が違う」とデキの良さと伸びシロの大きさを強調。３歳マイル王へ。出世レースを制し、勢いをつけたい。

 

穴ならパッシングスルー。東京芝マイルのデビュー戦は着差だけを見ればクビ差の辛勝だったが、馬群の大外から追い上げる競馬で、楽に前に取り付けた脚力と機動力は相当なもの。最後も上がり３Ｆ33秒5といい瞬発力を見せていた。その初戦で負かした２，３，４着馬が次走以降に勝ち上がっているように相手関係のレベルも十分。過去、ジェンティルドンナやアーモンドアイが飛躍のきっかけとしており、牝馬にとっては特に出世レースの意味合いが強い一戦。牡馬相手に力を示し、桜の有力候補へと躍り出る。

 

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Posted by ライアン on 1月 5th, 2019 :: Filed under 競馬
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