【根岸S&シルクロードS】注目馬情報!!
1月31日(日)
■根岸ステークス
軸はモーニン。前走の武蔵野Sで3着に敗れ初めて土がついた本馬。3kg貰いの同じ3歳馬ノンコノユメに対しては完敗と認めざるをえないが、それでも初めて揉まれる形で厳しいレースになった中で南部杯2着馬に0秒3差なら重賞戦線で戦えるだけの戦力は示したとも言えそうだ。そもそもラスト1Fのラップの落ち込みから見るに本質的には7F以下がベスト。距離適性の差が出たと結果と見ることも出来る。前哨戦ながら「本番の出走が危ういので、ここで結果を出せるようにやっている」と陣営に叩き台の意識はなく勝負駆けの一戦。巻き返しの可能性は高い。
穴ならマルカフリート。2走前の霜月Sで11番人気1着と大波乱を演出すると、前走のカペラSも6番人気3着と善戦。明けて10歳となった高齢馬ながら、近3走はいずれも上がり最速をマークするなど年齢を感じさせない走りを継続している。根岸Sは昨年が7着ながら勝ち馬とは0秒4差と舞台適正は十分。この中間の動きをみても10歳馬とは思えないほどの迫力で状態も万全に近い。高齢が嫌われて2連続好走後でも人気にならないようなら面白い。
■シルクロードS
軸はビッグアーサー。重賞では2,2,3着と3戦すべて惜敗と勝ち切れていないが、いずれも勝てるレースを取りこぼした印象が強い。それだけに鞍上に百戦錬磨のM・デムーロを迎えた意味は大きい。高松宮記念に向けてこれ以上は負けられないという陣営の意気込みの表れでもあろう。条件としても7Fの阪神Cからスプリントに戻るのは大歓迎。やや使い詰めなのが気になるが、中間の稽古では坂路で相変わらずの好時計を連発しており、状態面にも不安はない。勝たなければGIの舞台に立つことさえも危ぶまれる状況だけに、今度こそ次代のスプリント王候補がその速さを見せつけてくれるはずだ。
穴ならアースソニック。昨春の韋駄天S以後、重賞3戦を含め6戦連続で馬券内と抜群の安定感を見せている本馬。前走の淀短距離Sではローレルベローチェに逃げ切りを許したが、自身58kgの酷量で勝ち馬と2kg差あったことを考えれば0秒1差は勝ちに等しい内容と言える。脚質的に展開の助けは欲しいところだが、今回はローレルベローチェに加え、ネロ、アクティブミノルなど積極策を取るメンツが揃いハイラップが必至な情勢。持ち前の末脚が生きる流れが想定されるのであれば、上位争いに加わる可能性は決して低くない。
Posted by ライアン on 1月 30th, 2016 :: Filed under 競馬
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