【根岸S&シルクロードS】注目馬情報!!
1月29日(日)
■根岸ステークス
軸はベストウォーリア。本格化前のデビュー当初を除けばマイル以下のダートで5着以下は一度もなく、最低着順は16年フェブラリーSの0秒2差4着というもの。戦歴の大半がGIという中でこの安定感は特筆ものだ。明け7歳となったが、昨秋も南部杯、JBCスプリントで連続2着と年齢的な衰えは皆無。これまで出走経験がないのが不思議だが、左回りで直線の長いダート7Fは間違いなく本馬にとってベスト条件。悲願の中央GIタイトル奪取に向けて、ここは前哨戦から結果を求めたい。
穴なら岩手から参戦のラブバレット。統一重賞の大半で中央勢が上位と独占する中、盛岡の統一GIIIクラスターCで2年連続3着と地方馬の意地を見せている本馬。笠松グランプリでレコードVとスピード能力は十分で7Fの距離もベスト。元ジョッキーで中央でも騎乗経験のある菅原師は「中央のダートは合うと思うし、左回りの方がいい」と適正にも自信をみせている。相手は強いが適正がマッチし流れが向けば馬券内の激走も十分考えられる。
■シルクロードS
軸はソルヴェイグ。桜花賞大敗後にスプリント路線に転向すると、初の古馬相手だった函館SSでいきなりのレコードV。さらに、キーンランドCが0秒3差4着。前走のスプリンターズSでは、好位のインで楽に追走すると、直線では窮屈になりながらも馬群をこじ開けるように脚を伸ばし、勝ち馬と同タイムの3着と健闘した。昨年は斤量の恩恵があったことも確かだが、ここもハンデは54kg止まり。前走から1kg増程度なら問題ない。しっかり休ませた事で馬体も成長。気性的に久々を苦にするタイプでもなく、ここもいきなりから期待できる。
穴ならラインスピリット。2走前の京阪杯は小柄な馬体には堪える道悪馬場で力を発揮できなかったが、その前はオープン特別を2連勝し、同じくオープン特別の前走は58kgを背負って3着と地力を証明。昨夏に急成長し、馬体重を440kg台に乗せてからは前記2走前以外は崩れておらず、完全に本格化を果たしたと見て良さそうだ。先行勢が揃いテン争いが激しくなりそうなのも、自在性のある脚質で十分な決め手を持つ本馬にはプラス。流れ次第では一発があってもおかしくない。
Posted by ライアン on 1月 28th, 2017 :: Filed under 競馬
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