1月20日（日）

 

■根岸Ｓ

 

軸はマテラスカイ。前走の兵庫ＧＴはハナが切れず自分の持ち込めないまま５着に敗れているが、メンバーで唯一58kgを背負ってのものだけに度外視していいだろう。思えば春のプロキオンＳはダート1400ｍの日本レコードを樹立しての完勝。持ち前のスピードを生かす形に持ち込めた際の強さはあらためて言葉にするまでもない。この後には昨年同様、ドバイ遠征を予定しており、ここはその大目標に弾みをつける意味でもきっちり結果を求めたいところ。

 

穴ならケイアイノーテック。昨年の３歳マイル王がダート路線に目先を変えてきた。今回が初ダートあってさすがに前評判は今ひとつだが、母がダート重賞２勝のケイアイガーベラという血統背景は高い砂適正の可能性を感じさせるもので、「フットワークからも大丈夫だと思う」と陣営も前向き。昨秋から休みなく４戦目となる点も「使いつつ良くなる馬だから」と状態面に関しても不安はなく、新たな二刀流のスターホースの誕生を予感させる。

 

■シルクロードＳ

 

軸はダノンスマッシュ。昨夏からスプリント路線に参入すると、その初戦で古馬相手の準オープンを勝利。続くキーンランドＣで２着に好走すると、秋には京成杯で重賞初制覇を果たした。「去年は若さがあったし、腰も甘かった」という状態でタイトルを手にしたが、その後は放牧を挟んで急成長。一週前追いでは騎手騎乗とはいて栗東坂路で自己ベストを大きく更新する49秒台をマークするなど目を見張るほどの充実ぶり。重賞連勝を決めて次世代のスプリント王へ名乗りを挙げる。

 

穴ならエスティタート。京都牝馬Ｓ３着など以前は1400ｍを中心に使われていたが、２走前に距離を短くするとあっさり準オープンを勝ち上がって再度のオープン入り。さらに前走の京阪杯は、不向きな流れながら直線で馬の間を割ってしっかり脚を伸ばし５着同着。２着馬とは僅かに0秒1差なのだから、スプリント戦でも重賞通用の地力を証明したと言っていいだろう。７Ｆ戦を含め一度も掲示板を外したことのない京都コース。53kgの軽ハンデを活かせば上位争いの可能性は十分ある。

 

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Posted by ライアン on 1月 26th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: シルクロードステークス, 根岸ステークス

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