10月8日（土）

 

 

■サウジアラビアＲＣ

 

 

軸はダンビュライト。産駒のデビューを待たず、今年は実に280頭と交配された期待の新種牡馬ルーラーシップだが、ファーストクロップから代表産駒となりうる逸材が多数。そのうちの一頭がこのダンビュライトだ。中京芝マイルの初戦は出遅れながら二の脚の速さでスッと好位に付け、早めに先団に取り付くと直線で一気に加速。後続を瞬く間に突き放して５馬身差の大楽勝。これを力のいる不良馬場でやってのけたのだから恐れ入る。血統や馬体、走法からすれば本質的にはキレの求められる良馬場向き。硬い東京の馬場は合うはずで、２戦目でさらにパフォーマンスを上げてくることに期待したい。

 

 

穴ならウィンドライジズ。デビュー２戦はともに小差２着に敗れたが、距離を延ばした前走は２番手で我慢し、直線で鮮やかに抜け出す快勝。力のあるところを見せた。父が昨年の２歳リーディングで東京芝マイルＧＩ勝ちもあるダイワメジャーで、母の父は２歳のマイルＧＩ勝ちのテンビーという２歳重賞には打って付けの仕上がり早のスピード型。前走は番手から押し切ったが、２走前に上がり最速をマークしているようにタメれば切れる脚も使えそうで、血統的にもタイプ的にも東京芝マイルは絶好の舞台と言えそうだ。新コンビを組む新人木幡巧也に初の重賞タイトルをもたらすか。

 

 

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Posted by ライアン on 10月 7th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: サウジアラビアロイヤルカップ

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