10月5日（土）

 

■サウジアラビアＲＣ

 

軸はサリオス。東京マイルの初戦を２馬身差で完勝。１番人気こそダービー馬レイデオロの半弟アブソルティスモ（２着）に譲ったが、レースではスローの楽逃げから先に抜け出したその２着馬を全く相手にせずあっさり差し切って見せた。同舞台の新馬戦で上がり33秒1は驚異的と言う他なく、スピードも瞬発力も持続力も、どれでもがハイレベルと言える逸材。530kg超の大型馬で筋肉の付き方などはまだ成長途上。また、手前の替え方がぎこちないなど課題は多いが、裏を返せばそれだけ伸びしろも大きいということ。前走から約４ヶ月。心身の上積み次第では圧勝まであっていい。

 

穴ならジェラペッシュ。頭数は少ないながら期待以上の活躍を見せているワールドエース産駒。福島のデビュー戦は２着に敗れたものの、直線の短いコースで前残りの流れを４角11番手から最速上がりで0秒2差まで追い上げた脚力はみどころ十分。２戦目では一転して逃げを打って出て、ここでもラスト３Ｆはメンバー３位と確かな決め手を繰り出して快勝。時計や着差にハデさはないものの、展開に左右されない自在な脚質と安定感は確かな能力の裏付けと言っていいだろう。有力馬に決め手のあるタイプが揃った一戦。人気サイドが後ろで牽制しあうような展開なら一発の可能性もゼロではない。

 

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Posted by ライアン on 10月 4th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: サウジアラビアロイヤルカップ

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