【クイーンS&アイビスSD】注目馬情報!!
7月30日(日)
■クイーンS
軸はマキシマムドパリ。3歳時には秋華賞で3着の実績もある実力馬が、今年になって牝馬重賞を2勝。愛知杯は後方待機から一気の追い込みで勝利し、マーメイドSは一転して先行策で押し切る好内容。異なる競馬でしっかりと結果を残しているのは充実期の証と言っていいだろう。なお、2走前は直線で致命的な不利があってのものだから度外視していい。札幌は初めてになるが、小回りコースでも上手く立ち回れる自在性があり、洋芝も函館[1-0-1-0]なら不安は皆無。休み明けを一度使われた事でデキも上向いており、GI2頭が相手も勝機は十分にありそうだ。
穴ならヤマカツグレース。前走のオークスは10番人気で18着に大敗。厳しい位置取りも影響したが、それ以前に距離も長かった。半兄ヤマカツエースが2000mの重賞を4勝。自身もフローラSで、のちにオークス2着のモズカッチャンとクビ差2着があるように中距離がベストなのは間違いない。昨夏の札幌でデビュー勝ちを決めているように、洋芝も夏場も歓迎。450kg前後と馬格のないタイプだけに51kgの斤量も大きな魅力。理想通りの内枠を引き当てたここは、実績馬相手に大金星を挙げてもおかしくない。
■アイビスSD
軸はフィドゥーシア。今年に入ってからは[3-0-0-1]で唯一の敗戦は7Fの京都牝馬S。1200m以下は近2走のオープン連勝を含め負け無しの3勝をマークしている。かつてのスプリント女王、母ビリーヴの血がここにきて開花してきた印象だ。4月の春雷Sを勝つと、松元師は「新潟の直線競馬に向かいたい」と公言。その言葉通りに、自身初の千直だった前走の韋駄天Sを快勝。真ん中の枠から楽に外ラチ沿いの進路を獲ると、母譲りのスピードで後続を寄せ付けぬまま一気にゴールまで駆け抜けてみせた。スタートが速く、自分のリズムで走ることができ、千直適性は文句なし。3連勝でタイトル獲得の可能性は高そうだ。
穴ならラインミーティア。初めて千直を走った一昨年の夏以降、15戦のうち11戦が千直と同舞台に拘って使われてきた舞台巧者。以前はしまいが甘くなることが多かったが、「テンに行かせると甘くなる。後ろから行く競馬がいい」とタメる競馬に徹すると、前走と3走前は上がり3F31秒台の豪脚を披露。決め手の鋭さは重賞のメンバーに混じっても決してヒケは取らない。鞍上は千直騎手の異名を取る西田。快速馬が揃い極端に流れが速くなるようなことがあれば、ゴール前で強襲のシーンがあっても驚けない。
Posted by ライアン on 7月 28th, 2017 :: Filed under 競馬
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