【新潟2歳S&キーンランドC】注目馬情報!!
8月26日(日)
■新潟2歳S
軸はアンブロークン。東京芝1800のデビュー戦は道悪のスローペースとあって時計的には目立たないが、後続の脚色を確認しながら余力十分に押し切った内容は半馬身という着差以上の強さを感じさせるものだった。当時の3,5着馬が次走で勝ち上がっているようにレースレベルも高く、手綱を取った石川も「まだ幼いところがある」としながらも、「スピードをコントロールしていけば大きいところを狙える」と高評価。やや間隔は空いたが、この中間はハードに追われデキも上々。連勝で重賞初制覇を果たす可能性は高い。
穴ならジョディー。新馬戦開幕初日の東京マイルのメイクデビューを快勝。前半3Fが37秒台というスローペースの逃げ切りで展開に恵まれたことは確かだが、2馬身退けた2着はその後に未勝利とオープン特別を連勝。これを抑え込んだ事実は無視できない。この中間は美浦のWコースで一番時計をマークするなど意欲的に追われ、デビュー当初よりも着実にパワーアップ。同レースと相性の良いダイワメジャー産駒で血統の裏付けも十分。牝馬限定戦の勝ち上がりで人気が上がらないようなら妙味は大きい。
■キーンランドC
軸はナックビーナス。いまだ重賞未勝利ながら今年の高松宮記念3着を含めスプリント重賞で3着以内が5回。初タイトルの絶好機と思われた前走も3着に敗れたが、復活を果たしたGI馬セイウンコウセイにハナ+クビの僅差で、自身の持ち時計もしっかり詰めているのだから十分に力は示したと言える。昨年の同レースは休み明けで3着。当時より力をつけているのは確実で、気を抜くところがあり乗り難しいタイプだけにモレイラへの乗り替わりも大歓迎。待望のタイトルは射程圏内だ。
穴ならデアレガーロ。単勝1.6倍の圧倒的支持を集めた前走のUHB杯は4着と人気を裏切ったが、大竹師が「勝負どころで外に振られたロスが痛かった」と話すように、致命的な不利があってのもので決して力負けではない。今は折り合いを気にせずに運べる1200mがベストの印象で、函館芝[2-0-0-0]が示すように洋芝も合う。この中間はリフレッシュを兼ねた外厩調整でしっかり仕上げられ状態面も申し分なし。馬混みで脚をため、スムーズに運べればこの相手でも臆するところはない。
Posted by ライアン on 8月 24th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: キーンランドカップ, 新潟2歳ステークス