【阪神JF&カペラS】注目馬情報!!
12月9日(日)
■カペラS
軸はオールドベイリー。昨年は500万下でやや足踏みが続いたが、暮れに同クラスを勝ち上がると、それも含め近7戦で5勝と完全に軌道に乗った。前走の室町Sは中団追走から力強い伸びを見せ、昇級2戦目で初のオープン勝ち。以前は砂を被ると嫌がるところがあったが、「精神面が強くなった」という今は注文がつかなくなり、どの位置からでも競馬ができるようになった。「今の状態の良さと勢いなら」と強気の陣営。重賞初挑戦でいきなりタイトルを掴み取る可能性は十分ある。
穴ならオウケンビリーヴ。4月の陽春Sを勝ってオープン入り。直後の天王山Sこそ7着に敗れたが、その後は休養を挟んでしっかり立て直され、近3走は全て交流重賞で2,1,2着と3連続連対。前走のオーバルスプリントでは不利な大外枠からでもきっちり勝ち負けを演じており、5歳秋にして本格化の時を迎えた印象だ。「JRAの重賞は相手が強い」と安田師は慎重な姿勢だが、今の眼を見張るほどの充実度なら、好勝負は可能だ。
■阪神JF
軸はシェーングランツ。一昨年の同レース覇者ソウルスターリングの半妹という血統馬だが、父がフランケルからディープインパクトに変わったことで瞬発力が大幅に強化。前走のアルテミスSでは、およそ絶望的な位置から一頭だけ次元の違う末脚で追い込み、初のタイトルを手にした。そのレースぶりから広いコースが合うことは間違いなく、左右の違いこそあれ、広くで直線の長い阪神の外回りは適していると判断できる。血統的にも2歳女王の資格は十分。姉妹制覇を決める。
穴ならメイショウショウブ。唯一の勝ち鞍はダートで挙げたものだが、デビュー戦は、ホープフルSに出走予定のヴァンドギャルドに0秒2差の3着、前走のデイリー杯2歳Sは、朝日杯FSでも有力候補に挙げられるアドマイヤマーズと0秒3差の2着で3着馬には2馬身半差。牝馬同士なら大威張り出来る実績だ。時計が速く前が有利な今の阪神の馬場なら、前走同様、好位でうまく運べば上位粘り込みの可能性は決して低くない。
Posted by ライアン on 12月 8th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: カペラステークス, 阪神ジュベナイルフィリーズ