【関屋記念&エルムS】注目馬情報!!
8月12日(日)
■関屋記念
軸はリライアブルエース。3歳時に屈腱炎を患い1年5ヶ月もの休養を余儀なくされ出世は遅れたが、デビュー前は名門矢作厩舎にして「同世代の厩舎のエース」とまで言われた逸材。故障から復帰後は段階を踏むように着実にステップアップ。今年4月の晩春Sを勝ってオープン入りを果たすと、続く京王杯SCで6着ながら勝ち馬と0秒2差の善戦。さらに短期放牧を挟んで挑んだ中京記念では3着に好走し、重賞戦線でも勝ち負けできる地力を証明した。叩いた上積みは大きく、この相手なら今度は頭まで期待できる。
穴ならロードクエスト。16年の京成杯AH以降、勝ち星から遠ざかっているものの、前走のパラダイスSではそれ以来となる連対を確保。スプリント戦を使ってきたことが良かったのか、行き脚もつき前々のポジションからスムーズに運ぶことが出来た。休み明けを使われて状態面の上積みは大。舞台は、自身の評価を一気に上げた新潟2歳Sと同じ新潟の芝外回りのマイル戦。デキの良さと舞台適正の高さを生かして前記京成杯AH以来の勝利の美酒を狙う。
■エルムS
軸はミツバ。今年に入ってからは2,2,4,1着と安定感抜群の走りを続けており、前走のマーキュリーCでは見事に連覇を達成。主戦の松山騎手が「今年は行きっぷりがいい。馬が進化している」と話すように、6歳にしてまさに今が充実期といった様相だ。東京や阪神といった大箱にも実績はあるが、まくりの利く機動力は本質的には小回り向きと言っていいだろう。札幌ダートは[1-1-1-0]と崩れておらず、7,8月の夏場も[3-1-0-1]と得意にしている。時期を含めて舞台設定はベストの条件。ここで悲願のJRA重賞初制覇を決める。
穴ならリーゼントロック。オープン入り後しばらくは苦戦が続いていたが、今春の総武Sで初めてオープンで連対を果たすと、明らかに距離が長かったブリリアントSの敗戦を挟んで、大沼S1着、マリーンS3着と続けて好走。特に前走は「2走前に比べると状態が今ひとつ」という中で、行き脚がつかず後方からの競馬になりながら最後はきっちり詰めて0秒2差。ここにきての地力強化が著しい。函館から札幌には移るが、舞台は引き続き小回りのダート1700m。流れ次第では一発があってもおかしくない。
Posted by ライアン on 8月 11th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: エルムステークス, 関屋記念