【関屋記念&エルムS】注目馬情報!!
8月11日(日)
■関屋記念
軸はケイデンスコール。ここまで[2-2-0-2]の成績で連対を外したのは、休み明けでGIだった朝日杯FSと0秒2差4着の毎日杯のみ。前走のNHKマイルCは大きく人気を落としていたものの、持ち前の決め手を生かす競馬でアドマイヤマーズに半馬身差の2着に好走した。そのマイル王者とはデビュー戦でもタイム差なしの接戦を演じており、力の差は僅かと見る事もできる。前々週の中京記念ではNHKマイルCで大敗していた2頭の3歳馬がワンツー。世代レベルの高さも既に証明されており、古馬相手でも堂々の主役を演じる。
穴ならハーレムライン。前走の谷川岳Sは14番人気でV。前評判は低かったが、冷静に振り返れば桜花賞以降で大きく崩れたのは、GIで相手が強かったり、距離が長かったり、レースで不利があったり、大幅に馬体を減らして本調子ではなかったり。GI以外はいずれも能力以外の部分に敗因を求められるものばかり。前走の大駆けは走るべくして走ったとも言える。引き続き同舞台。時計的にも前走と同程度の走りが出来れば、このでも十分上位争いに加われる。
■エルムS
軸はグリム。前走のマーキュリーCを含め、中央と交流で重賞4勝の実績はここに入れば一枚上。そのうち2勝は逃げ切りでのものだが、近走は好位からやマクリの競馬でも力を発揮できるようになり、さらに走りが安定してきた印象だ。ドリームキラリを筆頭にリアンヴェリテやハイランドピークなどハナ主張型の揃ったここは展開の恩恵が大。適応力の高いタイプだけに初舞台も気にならず、遠征競馬も慣れたもの。スムーズに流れに乗れれば、どこからでも最後は勝ち負けになっているはずだ。
穴ならタイムフライヤー。GIに昇格したホープフルSの初代王者ながら、その後は勝ち星から遠ざかり、4歳夏にしてダート初挑戦を迎えることとなった。もっとも、勝てていないとはいえ今年は中山金杯が0秒2差で京都記念が0秒4差だから、能力そのものを否定することは出来ない。母の父がブライアンズタイム、伯父にダートGIで5勝を挙げたタイムパラドックスがおり、血統的には高いダート適性が見込める。久々でも仕上がりは上々。初ダートでの一発に期待したい。
Posted by ライアン on 8月 10th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: エルムステークス, 関屋記念