【中京記念&函館記念】注目馬情報!!
7月19日(日)
■中京記念
軸はケイアイノーテック。18年NHKマイルCを最後に勝ち星からは遠ざかっているものの、安定感抜群の末脚で重賞でも度々の見せ場。今春もダービー卿CTが0秒4差の4着、京王杯SCが0秒5差の6着、安田記念でも5着と一線級相手にもヒケを取らない走りを見せている。「前走はチークピーシズを着けたのも良かった。状態も上がってきているし、コース実績もあるからね」と平田師。馬具の効果に加えてデキも万全。東京巧者のイメージがあるが、阪神も3戦2勝で舞台適正も申し分なし。57kgならGI馬が意地を見せる。
穴ならラセット。前走の米子Sが好内容の2着。馬群のなかで脚をため、最後は4角最後方から進路を探しながらの追い出しだったが、メンバー最速の末脚で鋭く伸びた。もう少しスムーズに加速できていれば着差はもっと縮まっていたはずで、見た目の印象以上に高く評価する必要がある。振り返れば、3歳時にはきらさぎ賞3着がある実力馬。休み明け4走目とコンスタントに使われているが、最終追いの坂路では「馬が弾んでいたし、感じはすごく良かった」と状態面はむしろ上向き。引き続き同舞台なら一発がある。
■函館記念
軸はレイエンダ。連覇を狙った前走のエプソムCはよもやの10着と大敗を喫したが、「極端に悪い馬場でスタートのタイミングも合わず、この馬の力を出せなかった」と津曲助手。その上で流れも向かなかったとなれば参考外の一戦としていいだろう。この中間は天栄で調整され、月初に早々と函館入り。順調に稽古をこなし、最終追いではいつになく集中力のある走りを見せ心身ともに万全と言える状態。函館は1000万下ながら強い競馬で勝っており、舞台適正も申し分ない。真面目に走ればGI級とも言われる好素材。秋に飛躍に向けてここは落とせない。
穴ならバイオスパーク。準オープンの勝ち上がりは9番人気でのものだったが、オープン昇級後も4,2着だからここにきて力を付けてきていることは間違いない。前走は直線で一度は先頭に立つなど見せ場十分の好内容。3走前の飛鳥Sで3着に負かしたトーセンスーリヤは次走から連勝で新潟大賞典を制しており、その比較からもローカルGIIIで通用するだけの下地は十分ある。函館芝2000mは2,1着で洋芝及びコース適性も証明済み。課題のスタートを五分に出て流れに乗れれば、初重賞でこの相手でも勝機はありそうだ。
Posted by ライアン on 7月 18th, 2020 :: Filed under 競馬