【エプソムC&マーメイドS】注目馬情報!!
6月14日(日)
■エプソムC
軸はレイエンダ。陣営が「この馬は気持ちの部分が大事」と言うように、メンタル的なところがネックとなり、期待ほどの活躍を見せられていない現状だが、「気難しさは徐々に解消してきた」と藤沢師。ここにきて心身ともに充実期を迎えつつある。もともと暑い時期は得意で、この中間も「調教の気配もすごく良くなってきた」と気温の上昇とともに体調面も右肩上がり。昨年の同レース制覇以降は足踏みが続くが、まずはここでしっかり連覇を決めて、今度こそは秋の飛躍へと繋げたい。
穴ならギベオン。新潟大賞典の13着大敗で評価急落の様相だが、その前走はスタートで遅れた上に勝負どころでゴチャつく不利もあって全く流れの乗れず。中間の熱発の影響で本調子になったことも加味すれば、度外視していいだろう。2走前は強敵揃いの金鯱賞で0秒4差4着の好走。それ以前も着順ほどの差のないレースを続けており、ここ入っても能力で見劣りするところは一切ない。東京替わりは歓迎で、デキも良い意味で平行線。能力発揮ならあっさり巻き返しても不思議ではない。
■マーメイドS
軸はミスマンマミーア。休み明けの前走を追い込んで快勝。半馬身差の勝利ながら、3着馬にはさらに4馬身差と決定的な差を付けでおり、牡馬相手の準オープンでこれだけの勝ち方が出来るのは能力の裏付けに他ならない。一度使われた上積みは大きく「暑い時期も合っているし、いい状態」と寺島師。全5勝のうち前走を除く4勝が稍重以上の道悪馬場とあって週末の雨予報も大歓迎。ハンデも恵量53kg。昇級していきなりの重賞でも牝馬同士なら勝ち負けできる地力と条件なのは間違いない。
穴ならフィリアプーラ。デビュー2戦目から連勝で重賞フェアリーSを勝った後は白星から遠ざかっているものの、持ち前の決め手は強烈で決して侮ることは出来ない。昨秋は紫苑S5着、ターコイズS4着と続けて好走。2走前は休み明けに加え極端な不良馬場で持ち味を削がれたが、前走の福島牝馬Sは直線で他馬と接触する大きな不利がありながら上がり3Fはメンバー3位と見せ場を作った。使われながら状態は上がっており、多少の馬場の悪化なら守備範囲。前が止まる流れになれば一発がある。
Posted by ライアン on 6月 13th, 2020 :: Filed under 競馬